90’s J-ROCKバンドSepiaのCDジャケットを紹介

Sepia CDジャケット Realize"S"

大阪を拠点に各地で精力的にLive活動を行うバンドSepiaの1st ALBUM CDジャケットを作成しました。90年代 邦Rockサウンドの懐かしさを感じさせつつも試行錯誤された独自のサウンドが特徴のバンドです。今回は6ページジュエルケースプレスの制作をしました。

 

 

CDジャケットデザインの要望

明るい中にもどこか闇を抱えたようなダークな部分も垣間見えるデザインを希望されていました。ジャケット真ん中にCGでオブジェを作成し配置するようなデザインを希望されていました。またタイトルを目立つようにという要望もいただきました。

 

CDジャケット表紙のデザインのポイント

まずは目を引くポイントとして三角形と円形の図形を中心に配置しました。音楽の激しさや力強さを出すためにトゲのオブジェ、ペンキの飛び散りの模様を重ねて表現しています。ただ激しいだけと物足りないので知的さや大人な雰囲気を出すために三角形はあえてシンプルに作り、右上に銃のスコープのような模様を入れました。

 

背景は静けさのようなものを表現するために砂漠の写真を目立たないように薄く配置しています。ただ地面より空の割合を多めにして、空には星の模様を散りばめました。これによりギャラクシーな要素も出すことができました。こういったギャラクシーな雰囲気は三角形などの図形と相性がよく、かっこいい雰囲気を出すことができます。

 

空白部分が寂しくならないように蜂の巣模様を加えてサイバーな要素を追加しました。こちらもギャラクシーな雰囲気には相性がよくうまく組み合わせることができました。

 

全体的なカラーは明るいグレーに青と赤を薄く加えました。これにより要望をいただいていた、少し闇のある明るめの雰囲気に仕上がりました。

歌詞ページのデザインのポイント

歌詞ページ Sepia Realize"S"

歌詞ページも表紙のデザインと合わせて統一感のあるデザインを意識しました。山の背景、星空の模様は表紙と一緒の雰囲気に近づけました。歌詞がたくさん入るのであまりゴチャゴチャさせずにシンプルに作成しています。また色もなるべく明るくしています。サイドに蜂の巣模様を加えています。

 

歌詞ページ5p-6p sepia realize"S"

5ページ、6ページは少し変化をつけるために表紙にも使用したトゲのオブジェを追加しました。このオブジェのおかげで異質な感じや異物感が出てよりミステリアスな雰囲気がでました。

バックインレイのデザインのポイント

sepia Realize"S" バックインレイ

バックインレイ外側は破壊的な音楽的な激しさをより強く表現しました。ビルが破壊されているようなオブジェを作成してがれきや岩が飛び散るようなデザインを施しました。カラスが飛び回るようにしてより怪しい雰囲気を表現しています。水玉のような光の模様も入れることでただ暗いだけにならないように明るさも出しています。

 

バックインレイ内側は対照的に静かな感じで作成しました。

 

盤面 Sepia Realize"S"

盤面はバックインレイのオブジェを使用して統一感を出しました。円形のスコープのような模様がある点も盤面に最適でした。インパクトのあるデザインなのでディスクだけを見ても他のCDより目立てるのではないかと思います。

 

帯はシンプルに情報のみを記載して欲しいという要望がありましたのでモノクロで仕上げています。

総括

トゲのオブジェと円形、三角形の図形を組み合わせることでバンドの激しさやロックな感じをうまく表現できたかと思います。背景もただ模様を加えるだけでなく雰囲気のある写真を使用することで全体の奥行や深みのようなものが表現できました。写真とCGを組み合わせる方法や背景に星の模様を入れる方法は雰囲気が出るのでバンドのCDジャケットデザインにオススメです。