ロックで神秘的なCDジャケット制作事例【NEXT EARTH】

Next earthのCDジャケット

Next earthのオムニバスCDジャケットを制作

Next earthのCDジャケットを作成しましたので紹介します。今回で3回目のご依頼になります。ありがとうございます。今回はジュエルケース8ページCDプレスのご注文をいただきました。

 

CDジャケットデザインの要望としてはロックな雰囲気を出しつつ宇宙や地球の神秘的な部分を表現して欲しいという要望でした。タイトルの「Next earth」にも通じるように超自然的な感じを出して欲しい、ほんの少し過剰な感じで神秘的な地球を表現して欲しいという要望もいただきました。

 

全体的なカラーは暗めのブルーやグリーン系でクールな雰囲気で作成しています。

表紙は海や岩の写真をコラージュして作成

表紙はロックで無骨な感じを出したかったので岩の門を使用しようと思いましたがそのまま陸地に立っているだけだと普通すぎるのと神秘的な雰囲気が足りないので海に浮いているようにコラージュしました。

 

海の神殿に続く門なのか神を祭る神聖な場所なのか見る人の想像を掻き立てるデザインを目指しました。神秘的な雰囲気を引き立てるために海に湯気を立たせ門の背景に光を入れました。薄いストライプも入れることで質感をプラスしています。

バックインレイは大きな星でアイキャッチ

バックインレイは大きな星が目を引くように作成しています。岩場のある湖から空を見上げた先に大きな星をコラージュしました。こちらにも神秘的な雰囲気を出すために星の裏から太陽の光が差すような作りにしています。また、湖にも星を反射させることで雰囲気を出しています。

はたして空に見える星が「Next earth=新たな星」なのか。それとも今いる星が新たな星なのか。このページでもそんな想像を掻き立てるような作りを目指しました。

歌詞ページは宇宙感、広大な地球のイメージで作成

歌詞ページは2.3ページ、4.5ページに分かれていますがそれぞれ要望の際に挙がったキーワードである「宇宙感」と「広大な地球」をイメージして作成しました。<br><br>2.3ページは宇宙のようなイメージで美しいメロディを表現。4.5ページはNext earthの理想郷をイメージして作成しました。天空島を作り地球とは違う超自然的な要素も加えています。

盤面は曲のイメージを最も反映したバックインレイの画像を使用

盤面は最も美しく最も曲のイメージを表現できたバックインレイの画像を併用しました。全く新しい画像を作ることもできますが他のページと併用することで全体の統一感が出る効果があります。CDを自身でデザインする方はあまりバラバラなデザインにならないように気をつけてみてください。

今回のCDジャケットデザインは全体的にコラージュでの作成がメインでした

今回のCDジャケットはほとんどのページでコラージュという手法で作成しました。

コラージュとはフランス語で「のり付け」を意味する言葉で写真やイラスト、新聞など様々な異なるジャンルのデザインを貼り付ける手法です。写真だけを貼り付ける場合は「フォトモンタージュ」と呼びます。

実際にイラストで描き起こすよりもリアルに仕上がるのでバーストでもよくこの手法を活用しています。