ダウンチューニングからの卒業!Seed Kotetsuが凄い

2017.8.18

Seed-kotetsu 虎徹

コピーバンドをしていると時々あるのが

「この曲はレギュラーチューニングだけど、次の曲は半音下げチューニングだ」

という問題です。

 

中には、チューニングが違うためにやりたい曲を選べないというギタリストもいるのでは?そんなギタリストに朗報です!Seedから発売されている「Kotetsu」というギターは、チューニングを変えずにダウンチューニングの曲を演奏できるギターなのです。今回は、そんな便利なSeedのKotetsuについて紹介していきます。

そもそもSeedってどんなメーカー?

Seedというメーカーの名前は、ギタリストやベーシストの人でもあまり馴染みが無いかもしれません。Seedとは、兵庫県にあるギターメーカー「Sago New Material Guitars」のスチューデントモデルです。スチューデントモデルなので低価格帯なのですが、音が良くコストパフォーマンスが良いのが特徴になっています。和楽器バンドの町屋(桜村眞)だけでなく、the pillowsの真鍋吉明監修のギターもSeedから発売されています。

チューニングを変えずにダウンチューニングって?

Kotetsuの一番の特徴は、フレット数にあります。通常のギターの場合、多くても24フレットまでしかありません。ところが、このKotetsuは29フレットあります。

 

Kotetsuは、通常の24フレットのギターに更に低いフレットを5個追加することで、7弦ギターのLowB音まで出せます。つまり、Kotetsuの5フレットにカポをすると通常のレギュラーチューニングになり、そこからカポをずらすだけでチューニングを瞬時に下げられる優れものです。7弦ギターの欠点だったコードプレイも、6弦ギターなのですんなり対応できるから驚きですね。曲の途中でもチューニングを変えられるギター、今までありそうで無かった発想です。

Seed Kotetsuの仕様

・和楽器バンド 町屋(桜村眞)監修モデル

・ボディ材質:バスウッド

・ネック材質:メイプル

・指板材質:ローズウッド

・スケール長さ:839mm

・生産国:中国

・価格:約10万円前後

 

フロイドローズを搭載しているので、激しいアーミングをしてもチューニングのズレがなく、ストレスなく演奏ができます。ピックアップは、リアがハムバッカー、センターがシングルコイル、フロントがP90となっていて、それぞれのピックアップの特徴をこれ1本で堪能できます。ピックアップの切り替えだけでもキャラが全く違う音になるので、幅広いジャンルで使用できるのも魅力ですね。

 

中国製なので作りを心配する声もありますが、実際触ってみると作りの荒さは見られませんでした。約10万円という価格からは想像ができないコストパフォーマンスを実現しています。和楽器バンドの町屋(桜村眞)監修だけあって、妥協せず開発をしたんだなと感じました。SeedのKotetsuは音に癖がないギターなので、自分の環境にも合わせやすくてジャンルやプレイスタイルを限定しないギターです。

Kotetsuは長い!

スケール長さが839mmとなっていますが、Kotetsuは長いです。ベースと比べても全長の長さにあまり差がありません。そのため1フレット~4フレットまではフレット間隔も広く、コードを押さえるには少し慣れが必要になってきます。ネックが長いと言っても、弦は市販の弦を使えるので、気に入っている弦があればそのまま使い続けられます。ポジションマークは指板には入っていませんが、ネック横にはキチンと入っていました。17フレット(通常のギターの12フレット)と、5フレット(通常のギターの開放弦)に丸が2つ入っています。

29フレットギターの誕生経緯

この特殊なギターは、和楽器バンドの町屋(桜村眞)の悩みから生まれました。元々はSuhrなどのギターを使用していた町屋(桜村眞)ですが、和楽器バンドでの活動が本格的になるにつれ、ある悩みがありました。

それが、ギターの持ち替えです。

 

和楽器バンドの曲にはダウンチューニングの曲も多くあり、曲間でのギターの持ち替えを余儀なくされます。演出の都合などで持ち替えにストレスを感じていた町屋(桜村眞)が訪ねたのが、「Sago New Material Guitars」でした。

・持ち替えをせずにダウンチューニングをしたい

・7弦はコードプレイに制限があるから嫌だ

上記のような要望を元にSagoから生まれたのが、29フレットギターの初号機である「雪風」でした。以降、和楽器バンドでは雪風を使い楽器の持ち替えを無くすことに成功します。

 

その雪風は改良を重ねて何パターンも誕生し、その後に登場したのが新しいシグネイチャーモデルの「虎徹」です。雪風は独特のシェイプをしていましたが、虎徹はオーソドックスなシェイプを採用しました。虎徹の誕生以降は、虎徹をメインで使用するようになります。

Seed Kotetsuの誕生

Kotetsuのプロモーションの際に町屋(桜村眞)が語っていたのが、「ダウンチューニングは不健全」という話でした。

 

「ギターを覚える上で、チューニングが半音下げでも6弦5フレットは絶対的にAであることが重要」という自身の考えを説明したのです。しかし、Sagoから発売されている虎徹や雪風は、非常に高価です。誰でも購入できるギターではありません。

 

そこで、アマチュアでも購入しやすい低価格帯で29フレットのギターを作ることになり、誕生したのがKotetsuでした。Kotetsuは、ギターを愛するアマチュアギタリスト達のために開発されたギターだったのです。Kotetsuは、今までにないタイプの全く新しいギターです。メタルバンドでチューニングを下げてゴリゴリ弾くのも良いですし、ジャズでも使用できる音です。

 

Kotetsuを成長させるのは、他でもない持ち主自身になります。この新しいギターで、今までにない変わったアプローチをしてみましょう。

 

今日は以上です。


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よっしー(田中義一)

1985年千葉生まれ。バーストのブログを書いている人。デザインも少々。これまで1,000を超えるバンドにデザインを提供してきました。基本サッカー見ながらパソコンいじってる。外出時はパソコンいじれなくてソワソワして落ち着かない。
性格⇒ポジティブだけど打たれ弱い。超リアリスト。
好きなもの⇒ハンバーガー、サッカー観戦、熱帯魚