エイベックス残業代未払い問題で考えるやりがいの搾取

2017.5.21

残業代未払い

よっしー
どうもよっしーです。

エイベックスについて最近ちょっと気になるニュースがありました。

 

ヤマトホールディングスや関西電力と残業代未払のニュースが続いていたけど、音楽大手エイベックス・グループ・HDでも残業代未払で労働基準監督署から是正勧告を受けたというニュースがありましたね。これを受けてエイベックスでは未払残業代数億円を支給することになったそうです。

 

音楽に関わる身としてこの問題で思うことがあったので考えを述べたいと思います。

エイベックス松浦社長のブログ

まず記事を書こうと思ったきっかけはこの問題に興味があったのでエイベックス松浦社長のブログを見たことです。

 

僕らの仕事は自己実現や社会貢献みたいな目標を持って好きで働いている人が多い。だから本人は意識してなくても世の中から見ると忙しく働いている人がいるのは事実。だからこそ会社の中にすぐ利用できる病院を作ったり、定期的にメンタルチェックをしたり、時間に限らない社員の労働環境をそれなりに考えてきたつもりだ。でも法律に違反していると言われればそれまで。僕らのやってきた事おかまいなしに一気にブラック企業扱いだ。

それぞれの業界にはそれぞれ特殊な事情がある。労働時間だけに縛られていたら為替のディーラーの人達は仕事にならなくなる。病院で働いている人は労働時間と治療とどちらを優先するべきか。美容師の人達、学校の先生、、、自分の夢を持ってその業界に好きで入った人たちは好きで働いているのに仕事を切り上げて帰らなければならないようなことになる。だいたい官公庁はどうだろう。労働基準監督署の仕事が好きで夢中になっている人がいるとして、結果違法残業していたら笑えない。そんな事はないと信じたいが。

望まない長時間労働を抑制する事はもちろん大事だ。ただ、好きで仕事をやっている人に対しての労働時間だけの抑制は絶対に望まない。好きで仕事をやっている人は仕事と遊びの境目なんてない。僕らの業界はそういう人の「夢中」から世の中を感動させるものが生まれる。それを否定して欲しくない。

要約すると

・音楽業界は好きでやってる人が多い

・エイベックスでも病院作ったりメンタルチェックして労働環境に気をつけてきた

・でも今回の件で一気にブラック企業扱い

・これでは夢を持って働いてる人が仕事できない

・規制をしすぎると感動させるものが生まれなくなってしまう。

 

こういってるわけですね。言いたいことはわかりますけど。

今働き方については時代の過渡期で「やりがい派」と仕事「割り切り派」で意見が分かれていますよね。もちろん大多数は割り切り派ですけど。

「やりがい派」というのは

仕事にやりがいを持っていてサービス残業もいとわない人種。

今回で言うと仕事が好きで夢を持って働いている人がこのタイプです。音楽業界やクリエイター系に多いです。他にも社長になる人やその資質がある人に多い。これまでの高度経済成長を引っ張って日本を作ってきた企業にも多いタイプ。こちらの場合は夢のためというよりは家族のために一生懸命働こうというタイプでしょうか。

 

【メリット】

物理的な生産性が上がる。経済成長できた。

【デメリット】

過労自殺が増えた。

「あなたは仕事ばっかりでちっとも家族のこと考えてくれないわ!」という妻や子供が増えた。

「割り切り派」というのは

仕事は仕事と割り切って時間が来たらすぐに帰宅したい人種。出世とかは望まず空いた時間で趣味や家族との時間を大切にしたいタイプの人たちです。欧米に多いタイプ。多いというか欧米は全員がそうらしいですね。

 

【メリット】

趣味や家族との時間を持てて生活が充実する。

空いた時間で副業できる。

過労自殺が減る

【デメリット】

物理的な生産性下がる

出世は難しい。

私的には

これからの時代は定時で仕事を終えられる会社が増えて欲しいですね。まあ割り切り派ということでしょうか。

 

でも以前の私は真逆でした。前職の会社では一番仕事ができないって上司に怒られて、それが悔しくて出世がしたくてしたくて毎日進んで残業してました。あの時は戦時中なら名誉のために神風特攻すら志願していたかもしれない。残業した分、自分の業績が上がりやすい職場だったので結果的に早く役職をもらえました。

 

でも周りもそうすべきとは思いません

自分が残業いとわないタイプだったからって世の中がそうであれとは全く思いません。

残業を許す社会だと一部のやりがい派のせいで割り切り派が犠牲になる世の中になってしまいます。一部のやりがい派がいるからサービス残業が許されてしまう会社だと必ず定時上がりが許されない、超生産性主義の社風になってしまいます。現に今の日本の古い会社はそんな風に毒されています。時代が証明しているでしょ。もうサービス残業はできない社内ルールを作らないといけないと思います。(まあ労働基準法では決まってるんですけどね。)

やりがいがあってどうしても長時間仕事がしたい人は

志願制にしてボランティア契約を結んでから働いてもらえばいいんじゃないでしょうか。多分ほとんど集まらないと思いますけどね。このボランティア志願制を否定する経営者はおそらく搾取が目的だと思います。サービス残業者が集まらなくなってしまいますからね。

欧米では残業なくても世の中が回ってる

ヨーロッパではドイツが月平均20~30時間残業をしていてほかのヨーロッパ諸国から残業しすぎって批判されているらしいです。

 

20~30時間の残業で批判喰らうって(笑)天国じゃん!

日本なら残業月100時間とかよく聞くぜ♪

 

アメリカでは連邦法で残業代は給料の1.5倍払わないといけないそうです。そしてサービス残業だと即裁判起こされるそうです。会社は残業させると損だからほとんど残業させないみたいですね。

 

「僕らの業界はそういう人の「夢中」から世の中を感動させるものが生まれる。」

松浦さんはこういっていますが、これは「逃げ恥」で有名になったやりがいの搾取ではないでしょうか。残業をほとんどしてない、もしくは残業代ちゃんと払ってるアメリカの方が最先端のいい音楽がどんどん生まれてくる気がするんですが・・・

と私は思っています。いい音楽と長時間労働は別ということですね。

最後に

現在の働き方は時代の過渡期、幕末と一緒だと思います。

古い体質〔江戸幕府〕を解体して新しい世の中を作るときなんではないでしょうか。

 

最後にいま話題のボスのCDを紹介します。

 

堺雅人さんが出社すると会社に誰もいない

 

堺雅人「今日、誰もいないの??」

女性社員「社長とマネージャーがコワーキングスペース、村山さんとくみちゃんは有給消化中、田中さんはリモートでMTGなので、みんな来てません。」

 

堺雅人「成田は?」

女性社員「私興味ないので知りません。」

 

するとテレビ電話で堺雅人さんが成田凌さんと会話。

 

堺雅人「なんで会社に来ないんだ?」

成田凌「なんで会社に行かなきゃいけないんですか?仕事はちゃんとやってますよー。」(子供の世話をしながら)

 

これからの働き方はこうなんですね。私は大いに賛成です。近い将来オフィスのない、もしくは必要最低限のオフィスのみの会社がたくさん増えるとは考えています。業種にもよりますが、自宅でパソコン作業してオンラインでミーティングさえすれば事足りてしまう会社もたくさんあるからです。

 

皆さんはどんな風に働いていきたいですか??

 


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プロフィール

よっしー

よっしー(田中義一)

1985年千葉生まれ。バーストのブログを書いている人。デザインも少々。これまで1,000を超えるバンドにデザインを提供してきました。基本サッカー見ながらパソコンいじってる。外出時はパソコンいじれなくてソワソワして落ち着かない。
性格⇒ポジティブだけど打たれ弱い。超リアリスト。
好きなもの⇒ハンバーガー、サッカー観戦、熱帯魚