オリジナル曲の作り方、作曲|難しい音楽理論入りません【コピバンからの脱却】

2017.1.19

よっしー
どうもよっしーです。

 

高校の部活などで、「バンド組もうぜ!」となったら、まずはコピーバンドを組むのが普通です。でも、人の曲をコピーしたり練習したりしていると、自分たちでもオリジナルの曲が作りたくなってきませんか?

 

もちろん、最初は曲の作り方なんて知らなくて当たり前です。今回は、オリジナル曲を作ってみよう!というバンドさんたちのために、初心者におすすめの曲作りの方法を紹介したいと思います!

オリジナル曲を作ることのメリット

オリジナル曲作ることには、どのようなメリットがあるのでしょうか?

 

それは、格段に活動の幅が格段に広がるということです。学校の文化祭など、小さいコミュニティで活動する分にはコピ-バンドでも構わないのですが、ライブハウスに出てみたい!となると話が違ってきます。

 

コピーバンドでも出演できるライブハウスもありますが、大体のライブハウスは、オリジナルバンドでなければ出演することができません。また、オーディションに応募したい、となった場合にもコピー曲での応募ができる場合はほとんどありません。活動の幅を増やし、自分たちが世に出ていくためには、やはりオリジナルの楽曲を作る必要があるのです。

理論の勉強は必要か

初めて曲作りする人が一般的に持っているイメージとして、「難しい音楽理論を勉強してからでないと、曲なんて作れないんじゃないの?」と思っている方、多いのではないでしょうか?

 

答えはノーです。

 

もちろん、難しい音楽理論を知っているに越したことはありません。ですが、作る前から難しい音楽理論なんて、なんだかうんざりしませんか?バンドの楽曲って、実はインスピレーションとか、直感で意外とできちゃったりするものなんです。もちろん、最初は理論を知らなくてもいい、ということです。おいおい、ちゃんと勉強はしたほうがいいです、これは強調しておきます。

曲を作ってみよう

さて、肝心の曲作りの方法なのですが、実は一つではありません。私の場合ですが、大きく分けて以下の3つがあります。

 

①コード進行から作るパターン

②歌詞から作るパターン

③鼻歌から作るパターン

 

①コード進行から作るパターン

これは、曲内のコードの流れをあらかじめ決めておいて、そこに鼻歌でメロディーを乗せ、最後に歌詞をつけるというものです。

 

コピーバンドでほかの人の曲を練習していると、「このコードの響きが好きだな」とか「このコードの流れはかっこいい」ということがよくあります。この作曲方法のコツとして、そういう好きなコードや、流れを自分の中にストックしておくのです。そういうものがたくさんあるとアイディアも次々浮かんできます。

 

②鼻歌から作るパターン

これは、本当に直感に頼った作曲方法です。今どんな歌が歌いたいかな、という気持ちを鼻歌にしてみる、というものです。

 

流れとしては、メロディーを作った後、それに合うコードを見つけ、最後に歌詞をつけるというものです。私はこの方法が一番やりやすいです。ですが、①②のやり方はともに歌詞をつけるのがメロディーを作った後なので、言葉を選び、世界観を構築するのが大変というデメリットがあげられます。

 

コツとしては、思い浮かんだメロディーをその都度録音しておくということです。私にも経験があるのですが、「いいメロディー思い浮かんだのに忘れちゃったよ…」ということを防ぐため、思い浮かんだらすぐ録音しておきましょう(笑)ボイスレコーダーなんて買う必要はありません。スマホの録音機能で十分ですよ。

 

③歌詞から作るパターン

これは、最初に書きたい歌詞を書いてしまうという作曲方法です。

 

流れとして、まず歌詞を書く、そのあとメロディーを最初につけるか、コードを先につけるかは人それぞれです。歌詞の世界観からインスピレーションを受けてメロディーをつけるので、メロディーが浮かびやすい、というメリットがあります。

 

私が最初に試したのはこの方法です。コツとしては、鼻歌から作るパターンと似ていますが、思い浮かんだセンテンスや言葉を書き留めておくというものです。スマホのメモ機能でもいいですが、データが消えてしまうのが怖い、という方はそれ専用の手帳など持ってもいいかもしれません。モチベーションアップにもつながりますよ。

最後に

曲作りは、本当に人それぞれです。おすすめは上記の3パターンですが、なにもこれをしっかり使う必要はありません。「歌詞を最初に考えたけど、続きがどうしても浮かばない、それじゃあコードを考えてみよう」というようにいろんな方法を混ぜながら作曲していくのもいいと思います。コードやメロディーにつられて、浮かんでこなかった歌詞が思い浮かんだ、というのはよくあることですよ。

 

最初のうちは上手くできなかったり、誰かのマネになってしまったり、人に自分の曲を悪く言われたりで、大変傷つくこともあるかと思います。でも大切なのは続けてみること、曲を作ることをやめないということです。一つの曲で行き詰ってしまったら、その曲は置いておいて別の曲を作ったっていいんです。そのうちに、どんどん持ち曲が増えていきますよ。めげずに頑張ってください。

 

今日は以上です。


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プロフィール

よっしー

よっしー(田中義一)

1985年千葉生まれ。バーストのブログを書いている人。デザインも少々。これまで1,000を超えるバンドにデザインを提供してきました。基本サッカー見ながらパソコンいじってる。外出時はパソコンいじれなくてソワソワして落ち着かない。
性格⇒ポジティブだけど打たれ弱い。超リアリスト。
好きなもの⇒ハンバーガー、サッカー観戦、熱帯魚