DTMで入るノイズ、なぜ起こる?原因をまとめてみた!

2017.8.27

DMT ノイズ

多様なソフトを操る昨今のDTMでは、特有の問題も存在します。

 

その代表的なものが作業時に入ってくるデジタルノイズで、推奨されるPCのスペックを満たしていても発生するというのはよくある話です。

 

ノイズが起こる原因には様々なものがあり、症状を聞いただけで特定できるケースは稀です。

 

そこで、よくある原因と対策を挙げてみますので、これからの音楽制作に役立てていただければ幸いです。

インターフェースのドライバの不具合

最近は数が減っていますが、PCにとってのインターフェース取扱説明書であるドライバに問題があるケースがあります。

 

このケースは使っているDAWや音源に関わりなく症状が出て、PCのスペックをほとんど使っていない状態でも起こります。

 

OSを更新したり、インストール時のPCの動作が不安定だったりするとドライバに不具合が起きやすいので、環境を前もって確認し、他に負荷がない状況で再インストールしましょう。

 

DTM driver

 

基本的に最新のバージョンを推奨しますが、新しすぎる機材とOSの組み合わせだとバグを除去しきれていない場合もありますので、メーカーの対応状況を確認しておいてください。

 

新しい環境への対応はメーカーにとっては信頼に関わる必須業務といえるので、対応がまだの場合は潔く待ちましょう、時間がかかっても反故にされることはまずありません。

マルチスレッド処理の弊害

最近散見されるようになり、減りはしているものの今後も度々起こると思われるケースです。

 

実質的にPCのCPUの市場を握っている2社がIntelとAMDですが、これからの製品の需要の観点から、厳密な同期を苦手とするマルチスレッド処理機能が省かれる傾向はないとみていいでしょう。

 

あるとDTMができなくなるほど困る機能ではありませんし、不具合さえ起こらないのなら、性能向上にも繋がります。

 

このケースはDAWの対応状況変化やバージョンアップ、OSの更新、CPUの交換によって起こることがあります。

 

DAWの設定項目でマルチスレッド処理を使うかどうかがあるはずなので、この可能性を疑った時は機能を切って、しばらく様子を見てみましょう。

 

DTM device

エフェクトのかけすぎ

意外かもしれませんが、PCのスペックが足りてるように見えても起こり得るのがこのケースです。

 

基本的に、複数のトラックデータはマルチ処理されるので負荷を分散させやすいですが、1つのトラックに重ねがけされたエフェクトは負荷が積み重なりがちです。

 

そのため、1つのトラックにエフェクトをかけすぎると、最初の発音時や他トラックの発音が多くなった時に処理が間に合わず、トラックダウンした時にデジタルノイズとして出てしまうことがあります。

 

DTM noise

 

このケースは再現性が高く、エフェクトの一部をオフにしたりするとなくなったりするので特定もしやすいです。

 

最初の発音時にだけノイズが起こるなら、曲の先頭に無音部分を作ってしまい、そこで先にノイズごと鳴らしておいて、後からその部分をカットしてしまうとデータ上からはなくすことができます。

 

しかし根本的な対策をしたいなら、エフェクトの状態をプリセットとして保存しておき、エフェクトを段階ごとにトラックダウンして、順にかけていくのが安全でしょう。

インプット開放によるサーノイズ

電子回路につきもののサーノイズですが、この継続的にサーと鳴るノイズは入力量が多いと自然と積み重なっていくものです。

 

これはDAWの性質やPCの内部的な問題でなく、単純に不必要な入力を切らずに大きなままにしていると起こりやすい問題です。

 

DTM noise

 

このサーノイズが少ないことは優秀なインターフェース、ミキサーの証でもありますが、使わない機能をオンにしていても特に良い影響はないので、機能をオフに、もしくはフェーダーを-∞にしておきましょう。

 

稀にドライバの不具合でこのサーノイズが増幅することがあるので、変な使い方をしてないのにサーノイズに不自然な大きさを感じる方は、併せてチェックしてみてください。

メモリコントロールによる影響

Windows10でも少し話題になりましたが、昨今のOSは一時データ置き場であるメモリ内のデータも、細かく整理したり圧縮したりしています。

 

Webも動的なコンテンツが増えてブラウザがメモリ領域を占有することも多くなり、一般消費者の考える以上に処理の要求が増しています。

 

DTM memory

 

「ブラウザを開いたままDAWを使っていたら、不安定になってノイズが入るようになった」というような場合、メモリ管理が危なくなっている可能性が高いです。

 

それが原因でDAWが落ち、プロジェクトデータまで巻き添えで壊れるとかなりの痛手なので、そうなる前に速やかにデータを保存して一旦全て終了させ、なるべく余分なプログラムは切ってから制作するようにしましょう。

 

ノイズが入るのには他にも原因があると思いますが、一つ一つ問題や可能性を切り分けて考えることが大事です。

 

今日は以上です。


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よっしー(田中義一)

1985年千葉生まれ。バーストのブログを書いている人。デザインも少々。これまで1,000を超えるバンドにデザインを提供してきました。基本サッカー見ながらパソコンいじってる。外出時はパソコンいじれなくてソワソワして落ち着かない。
性格⇒ポジティブだけど打たれ弱い。超リアリスト。
好きなもの⇒ハンバーガー、サッカー観戦、熱帯魚