2017.12.30
基本的にベースをプレイする際にはアンプに直接入力して演奏することが普通ではありますが、現場によっては音粒が揃っていることやハードな表現の際にゆがんだ音色でのドライブ感あるフレーズなどを要求される場合があります。そんなときに必要になるのがエフェクターです。こだわりのコンパクトエフェクターを一つずつなんてお金が足りない!と思っている人へ今回は2017 年の下半期人気マルチエフェクターをランキング形式にてご紹介していきたいと思います。
2017年12月14日時点のサウンドハウス、Amazon、Yahooショッピング、楽天市場のランキングを基に独自の内容でまとめております。個人的見解も入っておりますのでご了承ください。
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Digitech BP90
「Zoom」、「BOSS」と並びエフェクター業界の大手であるのが「DIGITECH」です。「ワーミー」などの革新的な技術により多くファンを持つメーカーから出ているベース用マルチエフェクター「BP-90」を今回はご紹介。27のエフェクトとモデリングアンプ11種類、モデリングディストーションも5種類を搭載しており、様々な音作りが可能です。当然「ワーミー」も使用することができます。そしてなんといっても筐体の軽さとコンパクトなボディはプレイヤーにとっては持ち運びにおいてとてもうれしい出来になっています。エフェクトパラメーターの見やすさも注目すべき点であり、ぜひその使い勝手を体験していただきたいと思います。
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Valeton – Dapper Bass – Bass DI / Effects Strip – Demo
新進気鋭の楽器販売メーカーである 「WIRED MUSIC」 が販売するエフェクターブランド「VALETON(バレトン)」から発表されたのがこの「Dapper Bass」です。現在進むデジタル化されたマルチエフェクターの複雑さを解決するため、1ボードで多くエフェクトをスイッチャーと同じようにアナログで直感的に操作できるようにした製品となります。エンベロープフィルターやブーストが組み込まれているのが特徴であり、そのあとにどうしてもお気に入りのエフェクターを入れたいときにもFXループを搭載しているために拡張も可能。1kgという軽さもこのエフェクターの魅力になっています。
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Tech 21 Bass Fly Rig
ベース用DI兼アウトボードプリアンプと言えばやはり「SANSAMP」を思い浮かぶ方が多いと思います。「SANSAMP」を手掛けたTech21より登場したのが「BASS FLY RIG」です。コンプ、ブースター、プリアンプ、オクターバー/ファズ/オートワウ、デチューンの要素の強いコーラスというシンプルな構成ながら、様々な使い方ができるマルチエフェクターになっています。現在のデジタルで管理されているのもではなくあくまでもアナログで勝負をしている部分もポイントの一つです。「SANSAMP」をメインに音作りをしていて、他に歪みとコンプだけがあればとか、少し遊んだ音を作りたいという人にはよい商品化と思います。重さはなんと522gというのも驚きです。
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Vox Stomplab 2B Demo
VOXからコンパクトエフェクターサイズながら多機能なマルチエフェクター「StompLab IB」の兄弟機種である「StompLab IIB」。「StompLab IB」同様に100件のプリセットと60種のエフェクトは健在。それに加えてワウペダルを装備したことにより、より表現の幅を広げることができる製品となっています。イギリスのロック創世記から音作りを支える由緒あるメーカーであるがランクイン。これだけのエフェクトの内容なのに重さは780gと1kgに満たないというのが驚きです。価格も10000円未満というのはポイントが高いです。
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StompLab SL1B (VOX)
イギリスのロック創世記から音作りを支える由緒あるメーカーであるVOXからコンパクトエフェクターサイズながら多機能なマルチエフェクター「StompLab IB」がランクイン。この小ささでありながら、100件のプリセットが音楽のジャンルごとに存在し、すぐに音楽に合わせたエフェクトを使うことができる為に操作性は抜群。60種ものエフェクトを搭載し、アンプモデリングも可能。同時にエフェクトを7~8種類使用できます。これで価格が5000円未満という所が初心者にも受ける秘密かもしれませんね。
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【デジマートNew Gear Showcase】ZOOM / B1X on
「B3」から必要最低限の機能だけチョイスし、エフェクターとしての部分を強化した商品が「B1Xon」です。初めてマルチエフェクターを持つ人でも楽に使用できる可視化の機能はそのままに同時に5台エフェクト使用ができる強者。ペダルもついているため、ワウやヴォリューム調整なども簡単にできます。「B3」には逆にペダルがないのでそういう部分ではこの製品の方が一歩上かもしれません。しかし「B3」の半値で購入できてしまうので、ほんとに初心者から使える高機能なエフェクターに仕上がっています。
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F チョッパー KOGA(Gacharic Spin)meets BOSS GT-1B【デジマート・マガジン特集】
「BOSS」のマルチエフェクターシリーズ「GT」のニュータイプ。ギター用とベース用が発売されており、今まで「GT」タイプよりも操作性を向上させ、なおかつデジタルとの融合が図られた製品です。ジャンル別でパッチ検索できる「EASY SELECT」と直感的に音色を調整できる「EASY EDIT」という機能。自分のイメージしている音をジャンルですぐに再現することが魅力の製品です。プロが作成した音色を機器に取り込み、使用することもでき、今まで「BOSS」のマルチエフェクターとは一線を画す製品がここに誕生しました。
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Zoom B1on Bass multi effects pedal demo
「B1X on」からペダルを除いた商品です。機能面では全く変わりません。エフェクト数も75種類入っており、もうこれだけで用が済んでしまいます。スペースもまた小さくて済みますので、通常に使っているメインのエフェクターにプラスして何か実験的な音作りをしてみたいだとか、飛び道具で面白い音を鳴らしたいという方にはこちらで十分かと思います。
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B3n: Introduction
「B3」の後継機種として登場した「B3n」が今回も2位をキープという形になりました。「B3」の優秀な機能は残しつつ、無駄を省いたよりスマートな形が実践向きと高評価につながりました。7台までに拡張された同時エフェクト使用ツール。エフェクターを選ぶためにスクロールできるスイッチとエフェクトのON/OFF用のフットスイッチを別にするというアイディアはやはり今もなお斬新な機能としてあります。強化されたルーパー機能などでベーシスト一人でも様々な表現ができるようにある意味業界に大きな変革をもたらしています。PC連動にも強いというところも人気機種として押される要因でもありますね。
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【ベース用マルチ】ZOOM MS-60Bの実践的な使い方
1位はやはりこの製品。「MS-60B」です。ベース用マルチエフェクターとして最大の革命を起こした「MS-60B」が今回も王座に輝きました。コンパクトエフェクター変わらない大きさながら52種類のエフェクトと6つのモデリングされたアンプモデルを搭載し、最大4種類のエフェクト同時使用に対応。ライン出力にも対応し、即戦力となるその使用が人気の要因と言えます。プロミュージシャンの間でもプリアンプの切り替えやこの曲だけ飛び道具が使いたいなどといったときに使用するためにエフェクトボードの片隅に必ず置いてあるような存在となっています。まさに現在のベースマルチエフェクター界には死角なしといったところでしょうか。
2017年は一年通してベース用マルチエフェクター界はZOOMが人気を席巻したということがわかりました。この状況を一変するような新たなエフェクターが登場するのでしょうか。2018年も大手、新規メーカーともにどの動向を注目していきます!
今日は以上です
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よっしー(田中義一)
1985年千葉生まれ。バーストのブログを書いている人。デザインも少々。これまで1,000を超えるバンドにデザインを提供してきました。基本サッカー見ながらパソコンいじってる。外出時はパソコンいじれなくてソワソワして落ち着かない。
性格⇒ポジティブだけど打たれ弱い。超リアリスト。
好きなもの⇒ハンバーガー、サッカー観戦、熱帯魚