モンスターケーブルはやっぱりモンスター

2017.8.7

モンスターケーブル ベース シールド

「モンスター」と聞くと

最初に浮かぶのがエナジードリンクですね。疲れた時に体に染み渡り、パワーを発揮させてくれる素晴らしいアイテムです。シールドにも、「モンスターケーブル」という人気メーカーがあります。

 

どの辺りがモンスターなのか、気になりますね。そこで、今回はこの「モンスターケーブル」の紹介をしていきたいと思います。特にベーシストの人は、見ておいて損はない・・・ハズです!

怪物の誕生

 

モンスターケーブルは、1979年にアメリカのカリフォルニア州で設立されました。バンドマンにとってはシールドのイメージが強いと思いますが、作っているのは楽器用のシールドだけではありません。

 

・オーディオケーブル

・コンピューター用ケーブル

・HDMIケーブル

・スピーカーケーブル

・ヘッドフォンケーブル

など、様々な種類のケーブルを制作している音響機器メーカーです。

 

日本では、オンキョー、オールアクセスなどが正規代理店をしています。安価で購入できるショップはサウンドハウスですが、正規代理店ではないので保証書が付いてきません。保証がないと嫌な方は、正規代理店から購入することをおススメします。

モンスターは太い

よくモンスターケーブルは音が太いと言われています。様々なメーカーから原音忠実型のシールドも数多く販売されていますが、モンスターケーブルはどちらかと言うと、味付け型です。モンスターケーブルを使うと、楽器の音は少なからず変化します。いくつかケーブルにタイプはあるものの、モンスターケーブルは全体的にハイがやや丸くなりローがやや出てくる傾向にあります。これが、音が太くなると言われている理由です。このため、気に入る人はモンスターケーブルにのめり込み、苦手な人は敬遠してしまうメーカーです。

M BASSシリーズ

モンスターケーブルの中でベース用になっているのが、このM BASSシリーズです。黒と金色のコネクターは高級感がありますね。

 

音の傾向は、ラウドなロックやメタル向きです。ベース本来の音に、重厚感と音が前に出てくるような質感をプラスしてくれます。やや音が丸くなるので好き嫌いが分かれますが、音抜けが悪くなる訳ではないのでしっかり音が聞こえます。

 

自分のベースの音にやや不満がある人は、モンスターになれる可能性があるので一度試してみましょう。ベース本体やエフェクターよりは安いから!

M ROCKシリーズ

M ROCKシリーズはギター用のシリーズです。M ROCKシリーズは金色のコネクターを採用していて、とても目立ちます!

 

M ROCKもM BASSと同様にヘヴィ系のロックやメタルなどに向いています。音圧が増したと感じる位、重厚な音をプラスしてくれるからです。また、コンプが掛かっているようなツブが揃った音と感じる人もいます。

 

M ROCKシリーズも味付けがあるケーブルなので、ジャズやブルースなどのギタリストは苦手に感じるかもしれませんね。ですが、ダウンチューニングでバッキングをするギタリストは使いやすいと思います。こちらも、モンスターになりたい人におススメです!

CLASSICシリーズ

モンスターケーブルの中で味付けが少なくてフラット志向なのが、このCLASSICシリーズです。ただ音が太いだけでなく、こういうケーブルを用意している辺り、老舗の音響機器メーカーならではですね。モンスターケーブル独特の癖が少ないだけでなく、音のレンジも広いのでナチュラル志向のギタリストにおススメです。

 

モンスターケーブルはやや値段が張るメーカーなのですが、このCLASSICシリーズは値段も手頃になっています。このシリーズは、コネクターにロゴは入っているものの、普通の銀色になっていますね。

PERFORMER 600シリーズ

PERFORMER 600シリーズも、モンスターらしくガッツのある音が特徴になっています。ややハイ落ちを感じますが、それでも十分使える音を出してくれてます!外部ノイズの影響も少ないので、宅録をするギタリストに特におススメしたいですね。シングルコイル系のギターに使ってみると、意外と気に入る人もいると思います。

STUDIO PRO 2000シリーズ

モンスターケーブルの中でも高級シリーズのSTUDIO PRO 2000は、金色のプラグ部がいかにも高級という雰囲気を出しています。音は、とにかくノイズレスでクリアなケーブルですね。音の密度が凄く濃厚で、レコーディング現場でも重宝できます。低音のブーストもなくて音の輪郭がハッキリとしているので、他のモンスターケーブルのシリーズと傾向が大きく異なりますね。

 

このSTUDIO PRO 2000シリーズは、スピーカーケーブルの評判も凄く高いのが特徴です。同じアンプでも、より密度の濃い音を楽しむことができるので、マイアンプが購入できないギタリストも試しにマイスピーカーケーブルを導入してみてはいかがでしょうか?アンプを買うよりも格安で、より質の高い音を楽しめるかもしれません。

まとめ

今回はモンスターケーブルの各シリーズを中心に紹介しました。楽器用のケーブルだけではなく、スピーカーケーブルやパソコン用のケーブルを変えてみるのも面白いと思います。音響機器メーカーとして確かな実績を作ってきたモンスターケーブルは、これからもバンドマン、ミュージシャンの味方です

 

今日は以上です。





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プロフィール

よっしー

よっしー(田中義一)

1985年千葉生まれ。バーストのブログを書いている人。デザインも少々。これまで1,000を超えるバンドにデザインを提供してきました。基本サッカー見ながらパソコンいじってる。外出時はパソコンいじれなくてソワソワして落ち着かない。
性格⇒ポジティブだけど打たれ弱い。超リアリスト。
好きなもの⇒ハンバーガー、サッカー観戦、熱帯魚