2017.1.10
音楽の街といえばやっぱり下北沢!メジャーデビューされているBIGなアーティストさん達の中にも、下積み時代は下北沢のライブハウスに出まくっていた、なんて話をよく聞きますよね。最近のアーティストではKEY TALKやalexandros、遡ればアジカンやBUMP OF CHIKEN、などそうそうたるメンバーです。
下北沢に行ったことのある人はわかるかもしれませんが、とにかく、ライブハウスが多い…。ライブハウス、ライブのできるbarなど含めると、その数30以上!下北沢でライブを始めようとするバンドマンさんは、「いったいどこに出演すればいいかわからないよ!」と迷ってしまう人が多いみたいです。
それぞれのライブハウスがどんな雰囲気を持っていて、他にどんな感じのバンドが出演しているのか。これだけの数を調べるのは結構骨が折れそうですよね。
そこで今回は「下北沢でライブを始めてみよう」というバンドマンのために、下北沢のおすすめライブハウス9選をご紹介します。各ライブハウスの特徴、出演時のノルマなどの情報をお伝えしたいと思います。出演するライブハウスを決めるきっかけになればと思います。
http://bandman.jp/shimokitazawa/shimokitazawa-club-que/
下北沢といえばCLUB Que!というくらいに有名なライブハウスです。ライブハウスにあまり詳しくてもでも、この名前は聞いたことがある!という方はいらっしゃるのではないでしょうか。名だたるプロ達が出演しているライブハウスです。
キャパシティ(収容人数のこと)は280人、出演時のノルマはありません。ノルマが無い!?最高じゃないか。と思われた方、甘い!ノルマが無いということはバンド力量、集客力などが伴っていなければいけないという事です。つまり、バンドを始めたばかりの方が、いきなりこのようなライブハウスに音源を持ちこみ、出演させてもらえるということはほとんどありません…(まれにそのようなケースもあるようですが)
いつの日かCLUB Queの舞台に立つ日を夢見て頑張りましょう!という目標を掲げたくなるような、一種「下北の憧れ」的なライブハウスです。
http://www.loft-prj.co.jp/SHELTER/index2.html
こちらも下北沢ではかなり有名なライブハウス。キャパシティは250人、出演時のノルマはありません。こちらも下北沢CLUB Que 同様、バンドの力がしっかりついていないと出演できないライブハウスです。かつてはあのHi-STANDARDやアジカンなんかも出演していたようです。まさに憧れのライブハウス。
敷居が高いのは確かですが、デモテープなど音源の持ち込みは可能なので、一度ライブハウスに連絡し、持ちこんでみるのもアリかもしれません。気に入ってもらえて、出演できればこんなに嬉しいことはないですから。
http://www.garage.or.jp/garage/hallplan.html
こちらもかなり力のあるライブハウスで、数々の名だたるアーティストを輩出しています。最近でいうと、Suchmos、SANABAGUN、少し前だとbase ball bearなどでしょうか。
キャパシティは200人で、ノルマは、
【平日】 ¥2,000×13枚 機材費¥5,000 (計¥31,000)
【金曜】 ¥2,000×18枚 機材費¥5,000 (計¥4,1000)
【土日祝】¥2,000×20枚 機材費¥5,000 (計¥4,5000)
ということです。スタッフさんも気さくで良い方が多いので、出演でなくても一度ライブを観に、遊びに行ってみてもいいかもしれません。スタッフの方と仲良くなれば特別条件で出演…なんて話もあるかもしれませんよ。
小さめのライブハウスではありますが、クリープハイプやandymoriなど、多くの著名なアーティストさんが多く出演されています。
キャパシティは140人、ノルマはホームページには記載がありませんが、以前出演したバンドの話だと¥2,000×15枚(計¥3,0000)でした。傾向としては、かなりゴリッとしたロックよりのライブハウスで、音もすごく大きいというイメージです。
https://supenavi.com/space/11166/mona-recor
上記四つのライブハウスに比べて、かわいいイメージのライブハウスになります。内装も、ライブハウス独特の薄暗い雰囲気とはまた違い、女性ボーカルのバンドや、アコースティックなサウンドのバンドなどが良く出演しているイメージです。
キャパは約100名、ノルマは出演バンドによると¥2000×10枚でした。
こちらのライブハウス、株式会社ウルトラヴァイブというレコード会社が経営しており、年に一度、グランプリを獲得すれば全国流通のCDが出せる、というオーディションを行っています!魅力的な話ですよね!あのShiggy Jr.もこのオーディションでグランプリを獲得し、一気に世に出ていきました。
そうそう、このライブハウス別のフロアがカフェになっていて、ご飯を食べながらライブが観れちゃうんです。そのカフェではCDの委託販売、通販も行っていて、自分達のCDを簡単に全国流通させることができちゃうんですよ!CDを作った際には、是非一度ご連絡してみてはどうでしょう。
ライブハウスは小さめのほうが好き!というバンドマンはよくいます。確かに、あまり大きなハコでやるより、キャパが少ないところにお客さんがパンパンになったほうがテンションがあがりますよね。これは、小さめのライブハウスの最大のメリットと言えるでしょう。ライブをやり始めたバンドマンも、小さめのライブハウスは敷居の低いところが多いので、出やすいと思います。
今回は、音楽の街下北沢にターゲットを絞り、キャパ150前後の小さめのライブハウスをご紹介します!
下北沢にあるライブハウスの中でもかなり小さめのライブハウスです。ステージが大変低くお客さんとバンドの一体感が楽しめるのが特徴です。キャパシティは100人とかなり少なめ。ノルマは1500円×14枚でした。
他のライブハウスよりは少し安めになっていますね。また、嬉しいのは、ノルマ以降は100%バックという点です。50%バックなどのライブハウスが多い中、かなり良心的といえますね。また、ドリンクチケットがピックになていてなんだかおしゃれです。ですが立地があまりよくありません。駅からかなり遠く少し行きづらいのが欠点です。
井の頭線で渋谷から下北沢に向かってくると進行方向右側に「飲み来て!ろく夜」という大きな文字が見えます。このろくでもない夜は、かつて「下北沢屋根裏」というライブハウスでした。屋根裏はあのミッシェルガンエレファントも出演していた有名なライブハウスですね。印象として今でもミッシェルのような泥臭いバンドが多く出演しています。
キャパシティは150人です。出演時のノルマはないようです。おすすめポイントは、バーカウンターとライブスペースが区分けされていることです。ライブスペースに入るのにはお金がかかりますが、バーで飲む分にはお酒の料金だけでいいのです。普通に飲みに行って気が向いたらライブを見るなんていうことができるのもろく夜の魅力の一つです。
こちらのTHREEは、今回ご紹介するライブハウスの中では大き目でキャパは170人となっています。バースペースとライブスペースが区切られていて、ソファもありなんだか雰囲気のいいカフェのような佇まいです。こちらもろくでもない夜同様出演時のノルマはありません。また、クラブタイムとして深夜にイベントを多く行っているのも特徴です。
演奏中にお香を焚いているようで、かなりいい匂いがするのもおすすめポイントです。いい匂いを嗅ぎながらゆったりとした雰囲気でライブが楽しめるハコですよ。
コチラは2014年8月にオープンした新しいライブハウスです。以前は西荻窪にあったようですが、下北沢に場所を移しました。キャパシティは130人ノルマは不明です。なんといっても魅力は安さです!ノルマはホームページに記載がないのですが、ホールのレンタル料金は群を抜いて安いです。
平日は7hで約6万円、一番高い土曜日でも12万円弱となっています。同じくらいのキャパのライブハウスの中ではトップクラスの安さではないでしょうか。駅からも近く、アクセスもいいです。入り口の犬の人形が目印ですよ。
実際に下北沢で活動するバンドマンの話を元にざっとではありますが、下北沢のおすすめライブハウスをご紹介してきました。お役に立ちましたか?
もし出演する際の手がかりになりましたら幸いです。ここでご紹介しているライブハウスはほんの一部で、下北沢には他にもいいライブハウスはたくさんあります。本当に自分達に合ったライブハウスを探すには、情報だけでなく自分で足を運び、見て雰囲気を感じる、ということが重要だと思います。一つでも多くのライブハウスに足を運んでみてください!
今日は以上です。
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よっしー(田中義一)
1985年千葉生まれ。バーストのブログを書いている人。デザインも少々。これまで1,000を超えるバンドにデザインを提供してきました。基本サッカー見ながらパソコンいじってる。外出時はパソコンいじれなくてソワソワして落ち着かない。
性格⇒ポジティブだけど打たれ弱い。超リアリスト。
好きなもの⇒ハンバーガー、サッカー観戦、熱帯魚