無料配布CDの効果的な作り方【捨てられずにちゃんと聴いてもらう方法】

2017.5.17

無料配布CDは今後も必要なプロモーション

よっしー
どうもよっしーです。

 

皆さん無料配布CDは配ったことはありますか??

結成間もないバンドが名刺代わりに自分のバンドの曲を聴いてもらうために配るCDのことです。

 

今はホームページやブログの普及で簡単にYouTubeの動画を載せられるので配っているバンドは減ってきました。それでもYouTube動画は基本待ちの音源になるので誰かが勝手にアクセスするのを待つしかありません。さらに結成当初のバンドは知名度がありませんからサイトにアクセスする人自体がほとんどいない状態です。

 

これではいくらいい楽曲があってもたくさんの人に聴いてもらえるまで相当時間がかかってしまいますね。

 

だから無料配布CDはまだまだ必要なプロモーション(宣伝活動)です。少なくともただYouTubeを再生されるのを待っているよりは格段に視聴者数が増えていきます。

 

ということで今回は無料配布CDを捨てずに聴いてもらう方法をご紹介します。

無料配布CDということでまだ結成間もないバンド向けの話になってしまうかも知れません。でもいつも有料で販売しているバンドも更なる知名度アップやファンへの感謝のために、たまには無料配布するのはプロモーションとしては有効だと思います。

無料配布CDを配る目的とは

『名刺代わりにたくさん配ることで自分たちの曲を知ってもらいたい。』

これが無料配布CDを配る目的だと思います。そして一人でも多くの人に自分たちの楽曲を気にってもらいたい。

 

ところが私が無料配布のCDを受け取るとたいていはジャケットなしの布ケースのみかジャケットがあってもコンビニか家庭用のコピー機で印刷したようなモノクロのジャケットのことが多いです。またジャケットといってもバンド名と曲名が書かれただけのものです。

 

おそらく無料ということで印刷代などの経費を抑えているんだと思いますが、一度無料CD配布の目的を思い出してみましょう。

 

『名刺代わりにたくさん配ることで自分たちの曲を知ってもらいたい。』

 

つまり無料配布CDは宣伝ツールなんです。フライヤーを配るのと一緒です。

 

バンド以外で言えば

●化粧品の無料サンプル

●スカパーの初月無料キャンペーン

●ゲームの無料アプリ

 

気に入ってもらったらお金を出して購入してもらうために最初は赤字でも無料で商品やサービスを提供するんです。気に入って購入する人が増えれば最初の赤字を黒字にできるわけです。

 

だから無料といえども最高品質を提供する必要があります。無料で試してもらっても無料の価値しかなかったらもうその顧客はその後一生利用してくれません。無料で提供してその後購入してほしい商品と同等以上の価値を提供しないと購入につながらないのです。

 

バンドの無料配布CDに話を戻すとどうでしょうか。

ジャケットなし、もしくはコンビニか家庭用のコピー機で印刷したようなモノクロのジャケットでその後試聴者は購入したいと思うでしょうか。

 

無料配布といえどもっと価値の高いCDを配る必要があるのです。

では価値の高いCDを作るにはどうすばいいか?

しっかりデザインされたジャケットを使用する

まずはタイトルとバンド名だけのジャケットではなくしっかりデザインを考えましょう。

どんなに曲が良くてもまず見た目で聴くかどうかを判断しますのでデザインが適当だとその時点で捨てられてしまいます。

 

ではしっかりとしたデザインを作るにはどうすればいいでしょうか。デザイン会社に依頼する方法もありますが無料配布をデザイン会社に依頼するバンドはなかなかいません。

カッコいい写真を使用して自分でCDジャケットを自作しましょう。

 

demo2

 

カッコいい写真があればデザインができなくてもそれなりにカッコいいCDジャケットに仕上がります。

カッコイイ写真を無料で利用する方法、素人でもプロ風のCDジャケットを作る方法はこちら

 

無料配布CDでもお金を掛けてプロに依頼するバンドもいます

例えばこちらのバンドです【the Möria】

費用をかけた分もちろん赤字になります。でもその分たくさんの人に曲を聴いてもらえますし、始動直後でも本格的に活動するバンドという印象をアピールできます。この最初のステップでいい印象を与えることができると今後の活動が大きく変わってきます。

バンドの説明文をしっかり書きましょう

●収録曲の説明
●バンドの説明

 

文章を読んだら記憶に残ります。さらにCDをもらった人が自分の好きなジャンルと同じジャンルだった場合聴いてもらえる確率が格段に上がりますどんなバンドなのかどんな音楽をやっているのかできるだけ詳しく書きましょう。

 

説明文を書いているバンドなんてほとんどいないです。だからその他大勢の無料CDと差別化できて聴いてもらえる確率が高まるのです。

印刷用紙は写真用紙(光沢紙)を使おう

印刷用紙は写真用紙(光沢紙)を使いましょう。通常のコピー用紙と違ってツヤツヤしているのでCDジャケットに最適です。

 

電気屋さんやホームセンター、Amazonで売っています。

普通のコピー用紙で印刷すると貧相な感じになってしまうのでおすすめできません。

まとめ

ホームページやブログのYoutubeが普及してきたけど結成したてのバンドはほとんどアクセスがありません。

だから無料配布CDは今でも有効なプロモーションである。

 

無料配布CDは次の3つと同じく宣伝ツールである

●化粧品の無料サンプル

●スカパーの初月無料キャンペーン

●ゲームの無料アプリ

だから最初は赤字でもお金をかけていいものを作る必要がある。

 

ちゃんと聴いてもらえる無料配布CDの作り方

●しっかりデザインされたCDジャケットを作る

●バンドの説明文をしっかり書く

●印刷用紙は写真用紙(光沢紙)を使おう

 

今日は以上です。

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プロフィール

よっしー

よっしー(田中義一)

1985年千葉生まれ。バーストのブログを書いている人。デザインも少々。これまで1,000を超えるバンドにデザインを提供してきました。基本サッカー見ながらパソコンいじってる。外出時はパソコンいじれなくてソワソワして落ち着かない。
性格⇒ポジティブだけど打たれ弱い。超リアリスト。
好きなもの⇒ハンバーガー、サッカー観戦、熱帯魚