ファンクベースを知りたいならこれを聴け!おすすめ7曲を紹介

2017.12.7

ファンクベース ベースギター 

ウッドベースからエレキベースが世間で広まってもう70年近くになります。エレキベースだから生まれた音楽として「ファンク」と呼ばれる音楽があります。もともとは黒人の音楽を意味する言葉とされていましたが16ビートのリズム。ギターとベースによる印象に残るフレーズを繰り返し、踊れる音楽としてジャンルが確立しました。「ファンク」ミュージックの誕生により、派手な衣装、そして16ビートを引っ張る存在であるベーシストにも注目が集まるようになりました。今回はそんな「ファンク」ミュージックにおいてベースを聴くならこれだ!というものを厳選してご紹介します。

「James Brown」『Soul Train』

James Brown – Soul Train
「ファンク」ミュージックを誕生させた男。それが「JB」こと「ジェームス・ブラウン」です。「ゲロッパ」と聞こえるフレーズが有名な「Get Up」などたくさんの名曲を残している彼のバックでベースを演奏していたのが ウィリアム“ブーツィ”コリンズです。小刻みなギターのカッティングに対して唸りながら16フレーズを入れるベースの音は腰に響き、踊りださずにはいられないです。ジェームス・ブラウンはブーツィーのことが大好きでを常にそばにいさせたそうです。移動の時も自分のプライベートジェット機に一緒に乗せていくほどだったようです。しかし当の本人はタキシードを着るなどといった規律がつらく、前に出ることのできないことが苦痛だったと語っていたそうです。

「Funkadelic」『Cosmic Slop』

Funkadelic – Cosmic Slop 1973
「ジョージ・クリントン」が中心となって結成された「パーラメント」と「ファンカデリック」の音楽を総称して“Pファンク”と呼ばれるようになったのが1970年代。どちらのバンドも同じメンバーで構成されていますがホーン、コーラス、シンセサイザーを基調とした「パーラメント」とヘヴィーなギターサウンドを中心にしたロック寄りの音楽を得意とした「ファンカデリック」。ファンクと様々な音楽性との相性を図る実験室のような独特の雰囲気をもっているのが特徴の一つです。「ファンカデリック」ではオートワウやシンセベースなどが特徴になっており、このバンドでベースを務めたのがJBバンドをやめ、「ジョージ・クリントン」から口説かれて加入した「ウィリアム“ブーツィ”コリンズ」が担当しています。

「Graham Central Station」『Pow』

Graham Central Station – Pow
ファンクバンド「スライ&ザ・ファミリー・ストーン」に在籍していた「ラリー・グラハム」さんがバンドを脱退し、結成したのがされた「グラハム・セントラル・ステーション」です。「スライ&ザ・ファミリー・ストーン」時代からファンクにソウルやゴスペルなど様々な音楽性をクロスオーバーさせてその音楽性が人気を博していました。それにプラスしてスラップ奏法を誕生させ、よりダンサブルなファンクビートが新たな人気を生み、アルバム『いかしたファンキー・ラジオ』収録の「POW」などの人気曲が生まれました。この時に見せたスラップ奏法はスラップにおける金字塔としての作品としても評価が高いです。本人はスラップ奏法を“Thumping & Plucking(サムピング&プラッキング)”と言っているそうです。この音楽性がのちのディスコブームメントへとつながっていきます。

「Earth, Wind & Fire」 『Boogie Wonderland』

Earth, Wind & Fire – Boogie Wonderland
アフリカ系アメリカ人を中心として結成されたファンクミュージック・バンドが「アース・ウィンド・アンド・ファイアー」です。ファンクをルーツに持ちながらもポップミュージックとR&Bの要素をふんだんに盛り込んだ音楽がディスコ・ムーブメントに合致し、ヒットソングを数々生み出しました。「モーリス・ホワイト」と「フィリップ・ベイリー」の素晴らしいツインヴォーカルの旋律と厚いホーンセクションの音が特徴で電子音などの採用なども積極的に行い、当時の最先端を行く音は今もなお多くの人々に愛されています。CD・レコード総売上は世界中で9000万枚以上という素晴らしい数値が彼らの人気を表しています。ベースを担当しているのは結成初期の頃から在籍している「ヴァーダイン・ホワイト」。彼は「アメリカ5大オーケストラ」の1つであり、世界でも最高クラスのオーケストラとされる「シカゴ交響楽団(CSO)」の「ラディ・ヴェラ」に師事し、ベース・ギターを学び、「CSO」で活躍。その後、「アース・ウィンド・アンド・ファイアー」に加入し、ディスコビートのベースラインの数々の名演を残しています。

「Red Hot Chili Peppers」『Give It Away』

Red Hot Chili Peppers – Give It Away [Official Music Video]
ファンクミュージックにパンクロックやラップなどを織り交ぜた独特の音楽性を生み出した「レッドホットチリペッパーズ」そのベースとして世界的なベースヒーローでもあるのが「フリー」です。親指を下に向けたスラップ奏法を広めた第一人者でもあります。この奏法によってパンクやハードコアでも生きるスラップサウンドが生まれました。元々はトランぺッターとしてジャズを習っていたこともあり、昨今はファンクビートに乗せた指弾きによる感性豊かなベースの音色を聴くこともできます。

「Jamiroquai」 『Virtual Insanity』

Jamiroquai – Virtual Insanity (Top Of The Pops 1996)
ファンクにジャジーなサウンドを導入し、「アシッドジャズ」といった新たな音楽が生み出されてからイギリスである一つのバンドが産声を上げます。それはボーカルである「ジェイ・ケイ」を中心とした「Jamiroquai」です。このバントでボトムを任されていたのがまだ10代でありながら卓越した技術を持った「スチュワート・ゼンダー」です。独学でファンクからポップス、ジャズを聴きこんで天才的な感性で自分の中に取り込んでいったそうです。名曲である「Virtual Insanity」で聴かせるベースラインはまさに生き物のように感性豊かな音色であることを確認することができます。

Mark Ronson - Uptown Funk ft. Bruno Mars

Mark Ronson – Uptown Funk ft. Bruno Mars
今、世界で一番熱いミュージシャンといえばこの人「ブルーノ・マーズ」です。彼の楽曲を支えるのが「The Hooligans(ザ・フーリガンズ)」というバンドになります。R&B、ロック、ファンクそしてHiphopまで華麗にこなす彼ら。しかも歌って踊れるパフォーマンスはやはり見る者を圧倒します。この中でベースを担当しているのが「ジャマレオ・アーティス」。彼自身もダンスをしながら演奏してはいるのですが決して音色はぶれず、安定したボトムを提供してくれます。まさに職人技といってもいいほどです。名シンガーの後ろにはやはり名プレイヤーがいるということですね。

 

今日は以上です


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よっしー

よっしー(田中義一)

1985年千葉生まれ。バーストのブログを書いている人。デザインも少々。これまで1,000を超えるバンドにデザインを提供してきました。基本サッカー見ながらパソコンいじってる。外出時はパソコンいじれなくてソワソワして落ち着かない。
性格⇒ポジティブだけど打たれ弱い。超リアリスト。
好きなもの⇒ハンバーガー、サッカー観戦、熱帯魚