DTMを続けるモチベーションはなんだい!?筆者なりの上手な付き合い方

2017.7.26

モチベーション DTM

今回は直接音楽的ではないお話になります。

ただ鑑賞するだけでは飽き足らなくなり、演奏したり作曲したり、提供する側に回ってみたいと思う方は多いでしょう。格好いい曲を披露してモテたいから、憧れのアーティストの表現に心を奪われたから、最初から動機が高尚で潔癖なものでなければならないという理由はどこにもありません。

 

しかしながら、実際に取り組むうちにそういった初期衝動は薄れていき、それだけでは長くはもたないものです。自分が求めているものは質の高い音源やエフェクトなのか、またはそれを操る技術や発想が足りていないのか、何を改善すれば目標としている曲の魅力に近づけるのか、すっかりわからなくなってしまうこともあります。

 

悩みすぎて今まで買ったものを無駄にしてしまったり、音楽自体嫌いになってしまうのは誰も得しない結末なので、長くDTMと付き合える考え方について触れておきます。

他人は他人、自分は自分

創作の一分野ですから、最初は誰かの真似から入りますし、作品は様々な人に評価されます。

 

ギター 

 

歌唱や演奏の経験がある方でも、DTMで最後まで曲制作を行うのは求められる技術や努力の方向性が違うので、慣れないうちは予想以上に労力を支払ったのに成果に結びつかず不満な出来となってしまうことも多いです。

 

加えて音楽制作のハードル自体は低くなっていて、ネットで無料公開している人がいくらでもいますし、聴き手は一線級のプロの楽曲を水準にして考えているので、冷たくあしらわれたり貶されたり、全く反応がないこともあります。

 

理不尽に感じるかもしれませんが批評するのも自由ですし、相手のことを思いやって言葉を選ぶ人はそう多くないので、あまりムキにならないことが肝心です。見返してやるという反骨心を持てという方もいますが、私はあまりお勧めしません。相手が良しとしている基準があなたと同じとは限りませんし、極端な話、相手にとっては一言ダメだと言ってしまえば終わってしまう話でもあり、そこに労力や考慮は必要ないからです。

 

インターネット 評判

 

誰かからの評価を最優先に考えていると、こういった何の気ない放言に翻弄され、振り回されてしまいがちです。あなたが音楽に対して情熱があり、その結果として成果物が完成したという事実は誰にも否定できないのですから、他人に不確定なものを求めるより作った時の心意気を大事にしてほしいと筆者は思います。

技術は盗める、センスは盗めない

曲制作に関する技術の一端を解説できる方はたくさんいますが、センスに関して言及することはプロでも少ないです。そこに触れたとしても、どうしても抽象的なものになってしまうので、理解が及ばない表現になってしまったりするからです。

 

実際問題、曲を制作しようとする時、譜面は白紙から始まります。技術的なことなら理論書を脇に置いておいたり、解説サイトを開いておいたりするだけで環境を確保することはできます。

参考書

 

しかし、そこから曲を作る時に何を選ぶかというセンスは真似できません、当人にしか考えられないからです。曲制作に関する技術や知識を知れば知るほど、実際に一曲中に使うものは相対的に少ない割合になっていき、完成させた曲が多くなるほどその取捨選択に自分の個性が出てくることがわかってきます。

 

曲を多く作ると、自身の能力把握につながりますし、センスという一見得体のしれないものに対しての抵抗も薄れるので、焦らずに自分の状況を客観視するよう心がけると気分も楽になります。

やることはたくさんある

音楽制作が簡単になった、と言われるようになってから結構な年月が経っています。自動作曲もメロディーやコード進行だけでなく、音圧調整を施すプラグインも出てきているので、人間が何も考えずに適当にボタンを押すだけでプロと比べても大差ない完成品ができると誤解している人もいます。

 

実際はそこまで万能ではなく、AIができるのはあくまで大枠であったり、AI作成者の意図する範囲内だったりします。展開に合わせたメロディーのベロシティ調整エフェクト調整、あらゆるサードが存在する音源の選択と音色の調整、変拍子や情感をもたせる繊細なBPM変化など、個別の曲に対するミクロな工夫は現時点でも最も自動化の難しい領域です。

 

brain 脳

 

次の曲を作る時には変化が欲しいものですし、やり方が必ずしもその曲に合っているとは限らないので、音圧調整もAIのクセを考えると頼りきりにもなれません。何より、完成度についての話を抜きにしても、オリジナル曲の大部分をAIに任せたいと思う人はあまりいないでしょう。

 

自力で表現することを放棄するのは、制作側に回る時の一番楽しい部分を放棄しているのと同じです。それを考えるのに疲れたなら、一旦制作から離れて他の人の作品に浸ってみるのもモチベーションを回復させる良い手です。AIは使いどころを間違えなければ便利ですが、何がきっかけ、目的で曲を作っているのか、忘れないようにしましょう。

 

何もかもを完璧にできる人はいませんし、知識や技術の習得ペースは個人差も方向性の違いもあるので、自分の欲求に素直になり、どっしり構えてやるのが長続きのコツです。

 

今日は以上です。

 


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よっしー(田中義一)

1985年千葉生まれ。バーストのブログを書いている人。デザインも少々。これまで1,000を超えるバンドにデザインを提供してきました。基本サッカー見ながらパソコンいじってる。外出時はパソコンいじれなくてソワソワして落ち着かない。
性格⇒ポジティブだけど打たれ弱い。超リアリスト。
好きなもの⇒ハンバーガー、サッカー観戦、熱帯魚