【ライブハウスでの振る舞い】成功するバンドマンは必ずやっている!?

2017.2.10

ライブハウス 振る舞い

よっしー
どうもよっしーです。

 

バンドマンにとって大切なのは音楽の才能だけでしょうか?確かに成功しているバンドマンは皆さん素晴らしい音楽の才能を持ち合わせています。しかし同時に人としても素晴らしい方が多くいらっしゃいます。挨拶ができるマナーが守れるなど…そう、成功するためにはこのような人として当たり前のことがとても大切なのです。

 

今回は、現役のライブハウス店員から聞いた成功するために必要なライブハウスでのマナーや、振る舞いなどをまとめてお伝えします!

「礼儀知らずでなんぼだろ!」はもう古い

バンドマンというと「粗野で礼儀知らず、それがロックンロールだろ!」というような前時代的な考え方の人がたまにいたりします。でもよく考えてください。音楽ビジネスは結局人と人とが行うものです。ですから音楽の才能があっても人として当たり前のことができないのなら愛想を付かされるのが目に見えていますよね。つまり、人間性がとても大事になります。

 

バンドが人目に触れるのはライブハウスです。そこでマナーよく、言い方は悪いですがうまく立ち回ることができればお客さんがつき、ほかのバンドやライブハウスの人からの気に入ってもらえます。ではどのように行動すればよいのでしょうか?

あいさつ

もうこれは基本中の基本です。ライブハウスに入ったら大きな声であいさつをしましょう。可能であれば、PA、照明、ドリンク受付、スタッフにはもれなく「よろしくお願いします」と挨拶をするのがベストです。

 

もしホールにほかの出演者さんがいれば「今日ご一緒させていただく〇〇です」など自己紹介をすると印象がいいです。バンドマンの中にはライブ前にバンド同士で話そうとする人があまりいません。話すのが苦手な人が多いのです(笑)しかし話せばいい人ばかりなので勇気を持って挨拶をしましょう!

 

ライブ前にほかのバンド、またライブハウスの人と有効な関係になっておけば必ず良いイベントになるはずです。

共演者の演奏は極力見る

ライブハウス 振る舞い ライブを聴く

他の出演者さんのライブは必ず見て、必要があれば盛り上げてあげましょう

 

私が出会った中には自分のライブの時以外はずっと外でタバコを吸っている、なんていうひどい輩もいました。こういう態度をとられるとほかの出演者さんはなんだか不快に思いますよね。また一緒にライブしたいとは思ってもらえないでしょう。

 

自分の出番でなくてもライブ見て盛り上げてあげれば自分たちの出番の時に他のバンドさんが大いに盛り上げてくれることが多いです。「自分たちがいいライブをする」という意識で出演するのではなく「出演者さんたちといいイベントにする」という意識を持つことが大事です。いいイベントになれば、自分たちもおのずといいライブができますからね。

照明スタッフのための構成表

これはもしかしたらあまりやっているバンドはいないかもしれませんが、照明スタッフのためにその日に演奏する曲の構成表を持参しましょう。

 

照明のスタッフさんはその日、リハーサルで初めて曲を聴いてぶっつけ本番という場合がほとんどです。なので曲の構成が見て取れたほうが仕事がしやすいのは当然ですよね。自分たちもカッコよく照らしてもらったほうがいいのでお互いにプラスになりますよね。実際照明スタッフからは感謝されることが多いです。

自分たちのお客さんにはなるべく残ってもらうよう促す

上記でも述べましたがブッキングイベントに出る場合「自分たちのライブ」という意識ではなく「出演者全員で作るイベント」という意識を持つことが大事です。

 

ライブハウスに来るお客さんの中には目当てのバンドの時に来て見終わったら話してすぐ帰る、という方がたまにいます。でも本当に悪いのはお客さんではなくそこで帰らせてしまうバンド側なのです。

 

私が経験した中には10人ほどいた自分の客をつれまだライブが終演していないにもかかわらず外に飲みに行くというひどいパターンもありました。これではほかの主演者やライブハウスに悪い印象しか与えません。MCなどでそれとなく最後まで残ってもらうよう促しましょう。お客さんがたくさんいたほうがバンドは良いライブをすることができ、最高のイベントになることは間違いありませんからね。

お酒で我を忘れない

バンドマンの中にはライブハウスでベロベロになり暴れてしまう人が極たまにいらっしゃいます。これは本当にNGです。喧嘩はライブハウスの外でやりましょう。他の出演者さん、お客さん、ライブハウスに迷惑が掛かりますし、その日のイベントが台無しになります。お酒を飲んで楽しくライブをするのは素晴らしいことですが、飲み過ぎはよくありません!

まとめ

今回はバンドマンがライブハウス内でとるべき行動についてまとめました。

 

どうでしょうか。なんだか立ち回っているみたいで嫌だと思った方も多いと思います。でもこれ本当に大事なんです。これらに気を付けているとその日がいいイベントになります。いいイベントになれば必ずと言っていいほどいいライブができます。いいライブができればほかのバンドさんからもライブハウスからも気に入ってもらえる可能性があります。つまり、正のサイクルを自分たちで作り出すのです。

 

「いつまでたっても良いライブができるようにならない…」と悩んでいるそこのバンドマンはまずは周りから変える努力をしてみてはどうでしょうか?

 

今日は以上です。


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プロフィール

よっしー

よっしー(田中義一)

1985年千葉生まれ。バーストのブログを書いている人。デザインも少々。これまで1,000を超えるバンドにデザインを提供してきました。基本サッカー見ながらパソコンいじってる。外出時はパソコンいじれなくてソワソワして落ち着かない。
性格⇒ポジティブだけど打たれ弱い。超リアリスト。
好きなもの⇒ハンバーガー、サッカー観戦、熱帯魚