2017.6.22
バンドロゴを持っていないバンドはカッコいいロゴがあったらいいなーって思っているのではないでしょうか。私はバンドを結成したらバンドロゴは必ず持つべきものだと思ってます。もちろんただカッコいいからとか、みんな持ってるからとか漠然とした理由ではなく、楽器や機材と一緒でバンド活動に必要なものだと思ってるからです。
ただ気の合う仲間で集まってライブする目的のバンドなら必要ないでしょう。でもライブにお客さんを集めたい、グッズを販売したい、ツイッターのフォロワーを集めたい、CDをたくさん売りたい、つまりバンドで売れたいとか有名になりたいという人はバンドロゴも機材同様必要な要素になってきます。
今回はそんなバンドロゴの必要性、かっこいいバンドロゴの作り方を紹介したいと思います。記事の最後にはバンドロゴが作りたくなるかっこいいバンドロゴも紹介しますので是非最後まで読んでください。
このページで紹介しているバンドロゴはこちらの制作会社で作成しています。
フライヤーでお客さんを集めるためにはただ情報を書くだけではなくカッコよかったりインパクトのあるフライヤーが必要です。そこでフライヤーのバンド名が無料フォントだったらどうでしょうか。とてもやる気あるようには見えないです。
また、よくあるのが多くのバンドが出演するイベントフライヤーです。各バンドの写真とバンド名が紹介されている中で、みんなバンドロゴで紹介されているのに自分達だけ無料フォントだったりするとちょっと残念ですよね。
CDジャケットの表紙に載せるのもいいですし、表紙はロゴでなくても帯やディスク(盤面)にはカッコいいバンドロゴを載せたいですね。
現在ではバンドの収入はチケット売上とCD売上(売れなくなってきてはいますが)、物販売上の3つが大きな柱となっています。ライブにお客さんを集めるだけでなく物販からも収入源を確保できるようにしておきましょう。バンドをやってる誰もがバンドで飯を食っていくことが目標だと思います。そのために物販からの収入源を作らないといつまでもステップアップできません。カッコいいバンドロゴを作っておけばいつでも簡単にグッズを作れますのでまずは用意しておきましょう。
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メジャーアーティストは必ずロゴを作りますが、物販やCDに載せる見た目のためだけではありません。ロゴは認知度アップに非常に重要です。フライヤーでロゴを目にして、ライブの物販で目にして、ツイッターやホームページでも目にしてたらきっとバンドロゴを覚えてもらえます。なるべくロゴを多く見てもらえるように露出しましょう。会社やお店だって覚えてもらうために必ずロゴを作ります。バンドだって覚えて欲しいならもちろん作った方がいいんです。
以上の理由でバンドロゴは機材同様バンド活動に必要なものだと考えています。
バンドロゴを作成するための方法は検索するといくつか出てきます。大まかに4つありますのでそれぞれの方法を紹介します。
知り合いにお願いできる人が居るのであれば安く作成できるかもしれません。でもただでお願いするのは友達といえどもマナー違反です。作業時間に見合う報酬は支払いましょう。また、ロゴを使ってグッズを作っていく場合はイラストレーターというソフトが必要です。(フォトショップというソフトでもグッズを作ってくれる業者もあります。ただし制作できないグッズも多い。)こちらのソフトを使いこなせる知り合いにお願いしましょう。
またソフトが使えることとかっこいいロゴが作れるかどうかも話は別です。作ってもらったけどカッコよくないからキャンセル、というのも知り合いだとしづらいので慎重にお願いするかどうか検討しましょう。
クオリティを重視するバンドはロゴデザインを専門にしている業者に依頼する方法が一番間違いありません。中でもバンドロゴを専門にしている業者であればあなたのバンドのジャンルに合わせたロックなデザインのロゴを作成してくれます。間違っても下の様な会社のロゴを制作している業者に依頼しないでください。こんな感じの会社のロゴのようなものが出来上がってしまうかもしれません。
バンドロゴを作っているところでもクオリティは大きく差があります。ただ無料フォントに手を加えただけのところなどもあったりします。必ず制作実績を確認してからかっこいいロゴを作っているところへ依頼しましょう。
デメリットを挙げるとすればクオリティが高い分制作料金がかかるということでしょうか。でもバンドロゴを使ってグッズを販売したい、バンドの象徴として長く使っていきたいという場合は安く作るのは逆効果でしょう。それなりの料金を払って最高のロゴを作るべきです。その方がグッズも売れてロゴ制作料金なんてすぐ回収できます。
こちらのサイトではバンドロゴだけを専門に作っていて制作実績もどれもかっこいいものばかりです。既存のフォントに手を加えるのではなく一からオリジナルのロゴを作成しているのがうれしいところ。修正は無料で満足できない場合は全額返金も対応しています。ステッカーもプレゼント中。
完全に無料で作りたいという場合は最後は自分で作るしかありません。ツイッターなんかでは「バンドロゴ作ってみました」というツイートが結構あったりして自分で作ってみるバンドも結構いるみたいです。でもこれは仕事としてのデザイン経験がなければとりあえず形だけ用意するためのロゴにとどめておいた方がいいでしょう。グッズを作って販売していくという場合はしっかりプロに依頼したほうがいいでしょう。
無料で商業用デザインソフトと同様の機能が使える優れたソフトですがその分使い方もかなり難しくなっています。難しくてイライラする人もいるかもしれませんがネットで使い方を調べながら利用してください。ロゴだけでなくフライヤーやCDジャケットのデザインなんかにも利用できるので試してみる価値はあります。
ネットで検索していると最近よく見かけるのがこのロゴジェネレーターといわれる無料作成サービス。使い方は簡単で赤枠のところにテキストを入力するだけで自動で文字に加工を加えてくれてロゴを作成してくれるというものです。
他にもこんな感じで様々な加工の種類があります。
でもなんかこれじゃない感が・・・。こちらも本気でバンドロゴを作りたい人向けではなく、間に合せで作るための利用にとどめたほうがいいでしょう。
とりあえず間に合せで安く作りたい人は無料ジェネレーターやGIMPで自分で作る。カッコいいバンドロゴを作ってグッズを販売したい、注目されるようなロゴを作成したいという人は制作費用を払ってロゴ制作業者に依頼しましょう。
かっこいいバンドロゴを作るとネットで掲載したりグッズを作って販売したり、バンド活動の幅が大きく広がりますので次のような効果を得ることができます。
ネットで掲載して多くの人にバンドロゴを見てもらうことでバンドの認知度をアップさせることができます。何度もロゴを見ることで広く活躍している印象を与えますのでなるべく多くバンドロゴを露出させましょう。
人気バンドは必ず顔となるバンドロゴを持っています。ロゴを見ただけでそのバンドの音楽が頭に思い浮ぶのもバンドのブランディングによるものです。CDジャケット、フライヤー、ホームページやツイッターなどにはカッコイイバンドロゴを掲載しましょう。
グッズが売れるかどうかは曲の良し悪しやライブの出来などにもよりますが、かっこいいバンドロゴがあればより販売しやすくなります。またロゴがないとグッズを作るときに毎回一からデザインを作らなければなりませんが、ロゴがあればそれを業者に提出するだけで簡単にグッズを作ることができます。たくさんグッズを作れば物販エリアが充実してより多くの収入を得られるでしょう。
ネットでたくさん露出することで多くの人にバンド名を覚えてもらえるかもしれません。視覚の効果は大きく、「このバンドロゴ見たことあるなー」という感じで思い出してもらったりすることができます。
バックドロップ(横断幕)を掲げてライブをすると非常に迫力のあるライブができますのでおすすめです。常にバンドロゴが目に入りますので初めてあなたのライブを見たお客さんにもバンド名を覚えてもらえます。値段もそこまで高くないことから最近多くのバンドがバックドロップを作っていますね。
ネットやフライヤー、CDジャケットに掲載するバンド名が毎回無料フォントだったりすると記憶されにくかったり、単純にダサかったり、こだわりがないような印象を与えてしまいます。こちらはバンドロゴを用いたフライヤーと無料フォントを使ったフライヤーです。見た目のカッコよさが全然違いますね。
やはりやる気のあるバンドは相応のバンドロゴを作っていてバンドのブランディングに気を使ったり、グッズを作って販売しています。そこも曲作りやライブパフォーマンス同様力を入れるべきでしょう。
バンドグッズを作るには基本的にイラストレーターでのaiファイルというデータが必要です。イラストレーターではなくフォトショップで作成したPSDファイルでもデータ入稿を受け付けているところ、jpgやpngという画像データでもOKなところなどもあります。
でもラバーバンドや缶バッジなど細かい印刷が必要になるグッズはaiファイルが必要となります。イラストレーターは細かいデザインや文字がきれいに印刷できるので小さいグッズなどはイラストレーターでのデータ入稿が必須となっている場合が多いです。
ロゴを作るときは今後の幅広いグッズ展開を考えてイラストレーター(aiファイル)で用意できる方法で作成しましょう。ロゴデザイン業者であればイラストレーターで作成してくれるはずです。
グッズ作成は基本イラストレーターファイルが必要。でも半分位の業者はPSD、jpg、pngデータでも作成可能。ですが全てをカバーできるイラストレーターファイルでロゴを作っておけば間違いない。
グッズの物販は早めに開始しておきましょう。というのもビジネスでもそうですがモノを売るというのは本当に難しいことで、様々な工夫が必要です。ネットで告知したりライブのMCで告知したりしても初めはなかなか思うように販売できるものではありません。
ライブの動員が増えてから物販を開始しても、売るノウハウがないと初めは売れないものです。だからまだライブ動員が少なくても物販を開始して色々試行錯誤をしながら売る力を身につけておく必要があります。ぜひ次回のライブから物販を開始することをおすすめします。
最後に先程紹介したリンクスバンドロゴスタジオのカッコいいロゴを紹介したいと思います。
まずはロゴ全体がエンブレムのようでカッコいいロゴ。
バンド名の頭文字を使ったサークルのマークがかっこいいバンドロゴ。
文字だけでもこだわりを感じるかっこいいバンドロゴ。
ドクロがカッコいいバンドロゴ。
メタルバンドのロゴ
アイドル活動用のカワイイロゴも作っています
タトゥーのようなカッコいいバンドロゴ。
キャラクターがカッコいいバンドロゴ。
他にも150個近くの制作実績を掲載しているのでサイトを見ているだけで楽しいリンクスバンドロゴスタジオ。
以上です。
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よっしー(田中義一)
1985年千葉生まれ。バーストのブログを書いている人。デザインも少々。これまで1,000を超えるバンドにデザインを提供してきました。基本サッカー見ながらパソコンいじってる。外出時はパソコンいじれなくてソワソワして落ち着かない。
性格⇒ポジティブだけど打たれ弱い。超リアリスト。
好きなもの⇒ハンバーガー、サッカー観戦、熱帯魚