2017.3.19
アルカラというバンドをご存知でしょうか?
ロックフェスなどでも常連になっている彼らの名前や音楽を聴いたことがある人もいるかと思います。
2002年に神戸で結成され、2010年に上京し、現在までにアルバム8枚、ミニアルバム3枚、シングル3枚、ライブDVD6枚を出しています。
自称「ロック界の奇行師」というだけあり、アルカラの音楽はかっこいいロキノン系邦楽ロックでありながら、一癖も二癖もある個性的な音楽で、聞けば聞くほど味の出てくる「噛み応えのあるスルメイカ」のような曲が多いのも特徴です。
そんなアルカラのおすすめの曲を厳選してご紹介していきたいと思います!
疾走感のあるかっこいい曲でライブでもとても盛り上がります。メッセージ性のある歌詞や曲調で、力強いヴォーカルとともに、転調を入れながらも最小限に削ぎ落とされた構成で、あっという間に終わってしまうところも何度も聴きたくなる好きなポイントです。
ライブでのMCは関西人らしいサービス精神旺盛な面白トークをしてくれますが、MVではヴォーカル稲村太佑のかっこよい一面を垣間見れます。
タイトルの言葉遊びは「アルカラ的要素」の一つでもあります。その他にもユニークなタイトルが多く存在し、一度聞いたら忘れられない強烈なパンチをくらわせてくれます。タイトルのイメージに反して曲はかっこいい!というのもアルカラマジックですが、中には初めて聞くと「なんじゃこりゃ!?」という個性的過ぎるユニークな曲も入り混じっているので、そこも含めてアルカラのトリックと言えるでしょう。この曲は気だるい感じや、「水金地火木土天冥海」「ぐるぐるぐる」といった個性的で覚えやすい歌詞と共に「抜け感」がある聴きやすい曲です。
アルカラの代表曲の一つとも言える、完成度の高い曲になっています。イントロからぐっと掴むところがいいですよね。加速度の中に、絡みつくようなヴォーカル、ギター、ドラムで、テンションを上げたい時にもおすすめです。
某ドラマのオマージュ!?的なタイトルですが、「蹴り上げる」という言葉は、彼らの「反骨精神」「社会的アンチテーゼ」が込められていて、純粋にかっこいい曲になっています。思いつきのようなダジャレのようなタイトルをつけるところは、「分かりやすいようで、分かりにくい」「単純なようで、決して単純ではない」アルカラの音楽の特徴だと思います。
なんと言ってもシャウトがかっこいい曲で、オルタナ的なダークで個性的でありながら、疾走感のある曲です。歌詞もユニークですよ。
一見すると「おふざけ要素」満載のタイトルやMVでありながら、きちんとかっこいいロックの曲になっていて、聞けば聞くほど味の出てくる不思議な曲です。この曲にハマってきたらすでにアルカラ中毒にかかっていると言っても過言ではないでしょう。たぶん最初は微妙に感じる人もいるかもしれませんが、こういった「じわる、面白かっこいい曲」がカンフル剤になっていて、疾走感のある曲や、聞かせるバラードの間に存在することで、“縦横無尽にトリックスターのように駆け巡る”アルカラの一つの大事な要素とも言えます。
アニメ「ドラゴンボール超」のエンディングテーマになっている曲です。アニメにふさわしい歌詞を含みながら、サビの前の転調を入れながら、聞かせるロックテイストになっています。子供も大人も口ずさめる楽しい曲です。
「ミ・ラ・イ・ノ・オ・ト」や「秘密基地」「偽り」などの絶品バラードナンバーや、「トロピカルおばあちゃん ~ばーばばばぁ~」などのユニークで楽しい曲、「水曜日のマネキンは笑う」「夢見る少女でいたい」「開脚宣言」などのかっこいいオルタナティブロックナンバーがたくさんありますので、ぜひ聞いてみてください!
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よっしー(田中義一)
1985年千葉生まれ。バーストのブログを書いている人。デザインも少々。これまで1,000を超えるバンドにデザインを提供してきました。基本サッカー見ながらパソコンいじってる。外出時はパソコンいじれなくてソワソワして落ち着かない。
性格⇒ポジティブだけど打たれ弱い。超リアリスト。
好きなもの⇒ハンバーガー、サッカー観戦、熱帯魚