バンドフライヤーの作り方【ライブ告知効果抜群】闇雲に作っても意味ないからこれを意識してみて!

2018.3.11

バンド フライヤー制作 ライブ

CD告知フライヤーをこれまでたくさん作成してきました

よっしー
今回はバンドマンのためのフライヤーの作り方を紹介するぜ!

 

バーストではCD告知フライヤーを毎回作ってるライブ告知フライヤーもこれまで数百件作成してきました。だから効果的な告知フライヤーの作り方をこれまで色々検証することができました!

 

今日はそれを説明するから是非覚えて実践してみてください!

 

自分で作る人も参考になると思うしデザイン会社にお願いするときも「こんな構成で」って説明できると告知効果の高いフライヤーができますよ!

 

効果的な配り方についてはこっちで説明してます。

最も効果的なバンドフライヤーの配り方

 

バンド フライヤー

世の中には告知効果のないフライヤーがあふれている

フライヤーを作る前に言っておきたいのが世の中には告知効果のないフライヤーが結構溢れています。それはデザイン会社に依頼しても例外ではありません。

 

お客さんからお金さえもらえれば告知効果なんて知ったこっちゃないってところも結構ありますからね。また、本当に効果的なフライヤーの作り方がわからないデザイン会社っていうのも多く存在します。

 

だからバンドマンレベルで言うと本当に効果の薄いフライヤーがほとんどです。その効果の薄いフライヤーを見てそれを真似て作る人が多いからどんどん効果のないフライヤーが蔓延してしまう、というのが実情です。

 

あなたもライブハウスでたくさんもらいますよね?

・バンド名

・ライブ日程

・金額

くらいしか書かれていないフライヤー。こんな感じのフライヤーは全くとは言えませんが効果が期待できません。でもそれはしょうがないと思います。バンドマンの本職は音楽ですからわからないのも当然だと思います。ちゃんとしたお客さんの呼び込めるフライヤーを作れるバンドはプロモーションにお金をかけられるしっかりしたレーベルに所属するメジャーバンドくらいだと思います。

 

あなたもフライヤー作成費用が無駄にならないように是非今回の内容を覚えてくださいね!

バンドにとって効果的なフライヤーの構成

まずは構成から説明します!

 

about_flyer

 

大まかにこんな感じです

今回は自分で作る前提で話しているのでカッコいいイラストの描き方やグラフィック的な話はなしです。これはプロのデザイナーにお願いしないと難しいですからね。

自分で作る場合はカッコいいアーティスト写真を使用しよう

カッコいいアーティスト写真がない人は一度カメラマンを探して撮影することをおすすめします。一度撮影すればしばらくフライヤーやホームページやCDジャケットなんかに使えたりするのでかなり便利です。

 

それにカッコいいアーティスト写真は見るだけでそのバンドの音楽性が伝わる。今後ファンを獲得していく上でこれは非常に大切です。ここはケチって自分たちのデジカメで撮るよりはカメラマンを探しましょう。フライヤーをみてがっかりされたのでは本末転倒です!

 

あとアーティスト写真をおすすめする理由はデザインができなくても写真がカッコよければそれなりにイケてるフライヤーに見えるからです。だからまずはアーティスト写真を用意しましょう。

写真上部にカッコいいバンド名を入れよう

バンドロゴがある人はバンドロゴを配置しよう。

 

バンドロゴがない人は「FONTS2U」っていうフォントサイトからカッコいいフォントを選んで使用しましょう。

でもこの赤丸のところが「フリーウェア」か「個人使用」って書いてるフォントしか使えないから注意しましょう。フォントにも著作権があります。

 

font

 

色々試して写真に合うフォントを選んでくださいね!

ロゴをプロのデザイナーに依頼してかっこいいバンドロゴを作りたいという方はこちら

バンドロゴ リンクス

biographyはしっかり詳しく書きましょう

biographyをフライヤーに詳しく書いてるバンドはほとんどいないんではないでしょうか。

ここは非常に重要です。これがないとまずどんなバンドなのかが全く分からないので興味を持ちようがありません。

 

●どんなバンドなのか

メンバーの紹介でも結成秘話でもなんでもいい。詳しく書けば書くほど興味を持つポイントが多くなります。

 

●やっている音楽について

これも詳しく書く。そうすればそのジャンルが好きな人から興味を持たれやすくなります。大体音楽好きな人は自分の好きなジャンルというものを持っています。ジャンルがわからないと全く興味を持ちようがありません。

 

●経歴

「結成何年」とかでも「ワンマンとかツーマンやりました」でも「〜〜フェス参加、〜〜イベント参加」でもいいのでこれだけ活動してきましたってことを書きましょう。(※結成したてだったらなしでも大丈夫です。)

 

繰り返しますがbiographyが詳しく記載されているかで興味を持つか持たないか決まります。

できるだけたくさん書きましょう。

LIVE情報は実はそんなに重要ではない

フライヤーにライブ情報をデカデカと書いてあるフライヤーをよく見ますがこれはそこまで意味ないです。

 

すでにコアなファンは別ですがあなたのバンドをよく知らない人がライブ日程だけをみてライブに来ることはまずないです。まずはあなたのバンドの説明に力を入れましょう。

 

また、すでにコアなファンであればでっかく書かなくてもライブに来てくれます。無理に目立たせないで補足的に記載しましょう。

最後にホームページ、ブログへの誘導

フライヤーでバンドについてしっかり説明したらホームページかブログに誘導しましょう。

 

なぜなら一番大切な音源を視聴してもらえるからです。フライヤーで興味を持ってもらったら、ファンになるかどうかはあとは実際に音楽を聴いてもらうしかありませんよね。フライヤーの目的はライブに呼ぶことではなくサイトに訪れてもらうことです。

⇒フライヤーの目的についてこちらで詳しく説明しています

 

またフライヤーだけでは説明しきれないバンドに関する情報や写真などすべてを見てもらえます。フライヤーをサイトへの窓口にしてサイトで詳しく説明するのです。そしてそこでファン化してライブ告知して初めてライブに来てもらうのです。

 

この流れを是非覚えてくださいね。そのために誘導先のサイトやブログにもバンドの情報を詳しく掲載しておきましょう。

サイトへの誘導は「音楽を聴いてください」ってはっきり書きましょう

これも重要です。

 

人は基本自分からは行動しません。だから「僕たちの音楽を聴いてください」ってはっきり言わないと聴いてくれないんです。

 

「聴いてください」って書くのなんかダサいなーって思うかもしれませんが細かい見た目を気にしてサイトへのアクセスが減ってしまったらもったいないです。

 

またこれはデータでも実証されています。

通販サイトでも「注文はこちら」とか「こちらをクリック」とか必ず書かれてますよね?なにもオシャレだからそうしているわけではありません。注文率が実際に20%〜30%上がるデータがあるからです。

初めて作る人もここを意識するとデザインが劇的によくなります

フライヤーを初めて作る人やデザインの基礎を勉強していない人は、自分の感覚やセンスだけで作ってしまうことになります。それだとせっかくいいバンドであっても野暮ったいデザインになってしまったり、チグハグなデザインになってしまったります。そうならないためにこれから『絶対に抑えておくべき5つのコツ』を紹介したいと思います。

 

以下の画像の【Before】はやってしまいがちなミスを全部盛り込んだフライヤーで、【After】これから説明するコツをすべて実践したフライヤーです。

フライヤー いい例 悪い例

【Before】は町内会の祭りのチラシや高校の文化祭のチラシのような野暮ったい印象で【After】は過度なデザインをしなくてもすっきり洗練された印象だと思います。

 

これから説明する『絶対に抑えておくべき5つのコツ』を是非実践してみてください。

 

①たくさんの色を使わない(特に文字)

一つのフライヤーにたくさんの色を使ってしまうと統一感がなくなりバラバラな印象を与えてしまいます。特に下の画像の【Before】ように強調したい文字を赤や黄色にしているフライヤーを見かけますが、逆にどこが大事なのかわからないくなってしまい本末転倒です。

フライヤー 文字色

強調したい部分は写真と統一感のある1色、多くても2色で強調しましょう。

 

②たくさんのフォントを使わない

一つのフライヤーにたくさんのフォントを使うのはやめましょう。

フライヤー フォント

画像の【Bfore】のように明朝体やゴシック体、フォントサイトからダウンロードしたフォントなどたくさんのフォントを使用するとバラバラな印象、チグハグな印象を与えてしまいます。フライヤーではイベント名、バンド名、など一番強調したい文字以外のフォントは統一するのがベストです。

 

③文字や画像の幅をそろえる

フライヤー 縦線 横線

文字や画像をフライヤーに配置する際、横のラインと縦のラインは揃えるようにしましょう。(上の画像の赤いライン)これが揃っていないと凸凹してすっきりしない印象になってしまいます。

 

④影、グラデーションなどの無駄な装飾は使わない

フライヤー 影 グラデーション

文字や画像などに影をつけたり、グラデーションをかけたりするのは基本的にダサいので必要な場合でなければやめましょう。wordやExcelで作った町内会などで配られるチラシなどでよくこんな装飾が使われていますね。

 

⑤アーティスト写真はカッコいいものを使う

当たり前ですが写真はカッコいいものを撮影して使用しましょう。写真がカッコいいだけでフライヤーのクオリティがグッと上がります。逆に写真がカッコ悪いとデザインをどんなに頑張ってもカバーするのは難しいです。ちゃんとスマホではなくいいカメラを使って撮影したり、カメラマンに撮影してもらったりしましょう。解像度も高い方がきれいに印刷されます。

 

以上の点を気を付けてフライヤーを作ってみてください。初めての人がカッコいいイラストやCGを使わなくてもすっきり洗練された印象のフライヤーを作ることができます。

最後に

以上の内容で作ってみましょう。もちろんフライヤーの構成で説明した各項目のサイズを多少の変更するのはOKです。

 

また今回の内容だったらパソコンに入っているワードやエクセル、パワーポイントでも作成可能だと思います。是非トライしてみてください。

 

デザインソフトで作りたいって方は「GIMP」がおすすめ

 

こちらは無料で使えるのにめちゃくちゃ高性能です。プロのデザイナーが使うPhotoshopとほぼ同機能です。

 

でも・・でもでも・・・。

 

高機能ということは使いこなすのはその分難しいです。デザインソフトを使用したことない人が使うと最初はわけわからなくてイライラします。

 

マウスブン投げたくなります凸(゚皿゚メ) ウラァァアア!!

 

それでも使いたいって人はトライしてみてください。

また、今回は自分で作る方法を説明しましたが一番いいのはプロのデザイナーにお願いすることです。

20,000円くらいで大体作ってもらえます。カッコいいフライヤーを作ってもらえば配った人に「なんかすげーバンドだ」って思われます。

バンドのフライヤーはこの会社が作成しています

 

逆に自分で作ってダサいフライヤーを配ると「あ、この程度のバンドね」って思われる場合もあります。本当にバンドをブランディングしてファンを集めたかったらプロに頼みましょう。

 

ぜひぜひ効果的なフライヤーを作ってバンド活動を加速させましょう!!

⇒効果的なフライヤーの配り方はこちら

 

 

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プロフィール

よっしー

よっしー(田中義一)

1985年千葉生まれ。バーストのブログを書いている人。デザインも少々。これまで1,000を超えるバンドにデザインを提供してきました。基本サッカー見ながらパソコンいじってる。外出時はパソコンいじれなくてソワソワして落ち着かない。
性格⇒ポジティブだけど打たれ弱い。超リアリスト。
好きなもの⇒ハンバーガー、サッカー観戦、熱帯魚