大阪のバンド「Sepia」の光り輝くランプが美しいCDジャケットを紹介【Lamp】

lampのCDジャケット

タイトルのLampをイメージして作成したCDジャケットを紹介します

大阪で精力的に活動するバンド「Sepia」の1st maxi singleを作成しました。今回は2ページCDジャケットデザインとジャケット印刷をご注文いただきました。

 

CDジャケットデザインの要望はタイトルの「Lamp」をイメージできるように写真やリアルなCGを用いてデザインしてほしいというものでした。全体の雰囲気は暗めでクールでカッコいい印象を与えられるようなデザインにしてほしいとのことでした。

表紙のデザインのポイントはランプの暖かい光

表紙はタイトルにもなっているランプを美しく、目立つようにデザインすることを意識して作成しました。一番重要なランプ選びですが写真素材からアンティークな感じでオシャレなランプの写真をピックアップして切り抜いています。

 

写真素材のランプは火がついていない写真でしたのでペンツールで炎を描き光り輝かせています。ランプの雰囲気に合わせてアンティークな雰囲気の部屋にランプを置きたかったので部屋自体も写真を組み合わせて合成して作成しました。

 

まず雰囲気のイメージに近い部屋の写真素材をピックアップし壁を切り抜きました。夜空の写真を背景にして切り抜いた壁から夜空が見えるように加工しています。

椅子や月などの飾りでファンタジーな雰囲気をプラス

アンティークな部屋にランプという構図だけではまだ面白味が足らないのでいくつか飾りを加えています。

 

ランプはオシャレな椅子に載せて存在感を際立たせることができました。ランプの光が椅子に反射して幻想的な雰囲気が出るように意識して作成しています。

 

窓際にはフクロウを立たせて夜空に大きめの月を入れることでファンタジーな雰囲気をプラスしています。ファンタジーな雰囲気を出すために月を入れる場合はいつも大きめに入れることでいい雰囲気が出ますのでよくこの方法を用いています。

 

最後に火の粉のような光を散らすことでランプの光がきれいに引き立ちました。
タイトルはランプが光っている様子をイメージしたカラーにしています。

歌詞ページは表紙のフクロウが飛び立つ様子をイメージ

裏面の歌詞ページは表紙との繋がりをイメージして作成しています。表紙で窓際に立っていたフクロウが同じ家の別の窓から飛び立つ様子を表現しています。窓のイメージは古い洋館の雰囲気で統一しています。

 

表紙のランプの美しい光を引き立たせるために裏面はモノクロで暗いイメージで作成しています。実際にジャケットを手に取っていただけると表紙の美しさがより際立つ作りになっているかと思います。

 

今回は写真の合成をうまく使いながらクールで美しいCDジャケットを作ることができました。このような合成の手法は一番よく使う方法で得意としているのでこれからも技を磨いていきたいです。